特許
J-GLOBAL ID:200903073696910912

自動車の乗員の負傷を防止するための膨らまし可能な衝突保護クッション用の液体ガス発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308000
公開番号(公開出願番号):特開平6-206512
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 自動車の乗員の負傷を防止するための膨らまし可能な衝突保護クッション用の液体ガス発生器において、全運転継続時間に亘ってガスの発生が制御されかつ再現可能に行なわれるようにすること。【構成】 液体ガス発生器は液体ガスを備えた反応容器が収容されたケーシングを有している。液体ガスの燃焼をレリーズするためには連通通路を有する穴開け部材が駆進される。穴開け部材の運動エネルギは点火部材が作動されることによりピロ技術的に発生させられる。点火部材の点火煙は反応容器内へ流入し、液体ガスを燃焼させる。この際に発生する燃焼ガスは穴開け部材の配置された中空室に達する。中空室は破裂ダイヤフラムにより流出室に対して閉鎖されている。この破裂ダイヤフラムは燃焼ガスが最低圧に達すると破壊され、燃焼ガスをケーシングから外へ流出させる路を開放する。
請求項(抜粋):
自動車の乗員の負傷を防止するための膨らまし可能な衝突保護クッション用の液体ガス発生器であって、-ケーシング(18)、-ケーシング(18)内に配置された、液体ガス(36)を受容するための閉じられた反応容器、-ケーシング(18)において反応容器(32)に隣接する中空室(54)、-点火部材(56)、-中空室(54)内に移動可能に配置され、点火部材(56)が作動する場合に反応容器(32)の壁を貫き、反応容器(32)から液体ガス(36)の燃焼ガスを連通通路(68)を通して中空室(54)内にもたらす穴開け部材、-液体ガス(36)の燃焼に際して発生する燃焼ガスをケーシングから外へ導出するために中空室(54)に開口する流出室(流過孔30)、-流出室(流過孔30)を中空室(54)に対して閉鎖し、中空室(54)内にある燃焼ガスが最低圧力に達したときに破壊される破裂ダイヤフラム(74)、を有していることを特徴とする、自動車の乗員の負傷を防止するための膨らまし可能な衝突保護クッション用の液体ガス発生器。

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