特許
J-GLOBAL ID:200903073699428429

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-255847
公開番号(公開出願番号):特開平8-121633
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 磁束回路中における磁気吸引力に寄与しない部分をなくし、電磁コイルの巻線断面積を十分大きくとれ、強い磁気吸引力で全体形状のコンパクト化した電磁弁を提供する。【構成】 ヨーク32内の固定鉄心33の外周に電磁コイル34を巻回して固定側磁極部31を構成し、電磁コイル34の巻線断面積を十分大きくする。電磁コイル34から生じる磁束は、固定鉄心33からヨーク32を通り、可動鉄心44との間の空隙A1 を経て可動鉄心44に伝わり、固定鉄心33との間の空隙B1 を経て固定鉄心33に戻る磁束回路βを通る。磁束回路β中には、非磁性体のチューブのような磁気吸引力に寄与しない部分がないので、十分大きい磁気吸引力が得られる。弁箱37内に配置した可動鉄心44は、電磁コイル34が励磁したことにより固定鉄心33とヨーク32を吸引し、弁体41を弁座42から離間させ、入口孔39から出口孔40までの経路を開放する。
請求項(抜粋):
一面を開口したカップ状のヨークを有し、このヨークの開口面と対向する底面から開口面に向かって一体的に設けられた固定鉄心、この固定鉄心の外周に巻回された電磁コイル、および、この電磁コイルの前記開口面と対向する端面部を覆う非磁性体の密閉板を備えた固定側磁極部と、この固定側磁極部の開口面を、内部に弁室を有する状態で一体的に覆い、前記弁室および外部の間を連通して形成された入口孔および出口孔、前記開口面との対向部分に設けられ前記入口孔および出口孔を連通する弁座を備えた弁箱と、前記弁室内に前記固定側磁極部の開口面に位置する前記ヨークおよび固定鉄心の端部と対向して移動可能に設けられ、前記弁座との対向部にはこの弁座と接離してこれを開閉する弁体を有し、前記固定側磁極部の電磁力により、前記弁体が弁座から離間する方向に駆動される可動鉄心と、この可動鉄心に対して、前記弁体を弁座に当接させる方向の作用力を与えるばねとを具備したことを特徴とする電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 ,  F25B 41/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-212685
  • 特開昭55-139506
  • 特開平2-212685
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