特許
J-GLOBAL ID:200903073699512330

定着ローラの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348556
公開番号(公開出願番号):特開平5-154942
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 転写紙にしわが発生することを未然に防止することができ、表面の離型性を向上させることができる定着ローラの製造方法を提供する。【構成】 ローラ基材1に第一弾性層2および耐油層3を形成した後、シリコーンゴム材がナイフコート、スプレイコート方法により厚さ寸法が500±50μmである薄膜状に耐油層3上に塗布される。ローラ基材1上に第一弾性層2、耐油層3、上記シリコーンゴム材からなる薄膜が順次に形成されているローラは、浴槽内の常温のシリコーンオイル中に5時間浸漬され、上記薄膜中にはシリコーンオイルが含浸される。シリコーンオイルへの浸漬後、上記薄膜に対する加硫が低温で行われる。次いで、上記薄膜はゴム用研削盤で所定の厚さ寸法の膜厚に仕上げられ、LTVシリコーンゴム材からなる第二弾性層4が形成される。
請求項(抜粋):
電子写真複写装置、静電情報記録装置などの画像形成装置の定着装置に用いられ、表面がシリコーンゴム材からなる離型層で被覆されている定着ローラの製造方法において、表面がシリコーンゴム材からなる薄膜で覆われているローラを形成する工程と、該ローラをシリコーンオイル中に浸漬することによって該ローラの薄膜を膨潤させる工程と、該ローラの薄膜に対する加硫を行う工程と、加硫後のローラ薄膜表面を研削する工程とを含むことを特徴とする定着ローラの製造方法。
IPC (6件):
B29D 31/00 ,  B29C 69/00 ,  F16C 13/00 ,  G03G 15/20 103 ,  B29K 83:00 ,  B29K105:24

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