特許
J-GLOBAL ID:200903073701890747

診断像形成方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-192260
公開番号(公開出願番号):特開平11-072565
出願日: 1998年06月03日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 診断像形成方法及び装置を提供する。【解決手段】 シンチレーションクリスタル(12)により受け取られる物体(18)からの放射線は、シンチレーションクリスタルと相互作用して、シンチレーション光子のバーストを発生する。相互作用が生じるところの深さ分布は、受け取った放射線のエネルギーに基づいて変化する。低エネルギーの放射線は、シンチレーションクリスタルの前面に対して浅い深さで相互作用する傾向があり、そして高エネルギーの放射線は、クリスタル内の比較的深部で相互作用する傾向がある。モーメントプロセッサ(20)は、シンチレーションクリスタルを観察する光電子増倍管(14)からの電子情報を処理して、0次のモーメント即ちエネルギー情報と、一次モーメント即ち座標情報と、二次モーメント即ち深さ情報を発生する。事象情報は、深さ(26)に基づいてフィルタされ(34,62,66,82) 、例えば、受入可能/受入不能情報、2つ以上の放射エネルギーの各々に対応する情報、等に分類される。
請求項(抜粋):
物体からの放射線がシンチレーションクリスタル(12)と相互作用して光の光子に変換され、この光が対応する電子データに変換され、そしてこの電子データが少なくとも1つの像表示に再構成されるような診断像形成方法において、上記放射線がシンチレーションクリスタルと相互作用して光に変換されたところのシンチレーションクリスタル内の深さに基づいて上記電子データをフィルタすることを特徴とする方法。
IPC (2件):
G01T 1/161 ,  G01T 1/164
FI (2件):
G01T 1/161 C ,  G01T 1/164 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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