特許
J-GLOBAL ID:200903073709806931
注出口を備えた液体収納袋およびその製造法ならびに前記収納袋に液体を充填する方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
芦田 直衛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-100125
公開番号(公開出願番号):特開平5-270550
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 飲料液体を無菌充填することが可能な液体収納袋ならびに液体充填装置を提供する。【構成】 融点が最も高い樹脂フィルムまたは金属箔をベ-ス層とし、低い融点を有する樹脂で内面層11を、他の面には、さらに低い融点を有する樹脂層で構成された外面層13を有する少なくとも3層に積層させて成る液体収納袋用基材フィルムを、前記樹脂の熱融着作用または適宜の接着剤による接着作用により、各層を一体に積層させ、ついで、前記積層フィルムの単体を2枚合わせとなし、その際互いに重ね合わせる単体フィルムの内面側を滅菌処理した後、前記単体フィルムを所定の袋面積で区画し、各区画の周縁部をヒ-トシ-ルして単位の袋部材となし、表面に剛性を有する熱可塑性樹脂製の注出口30を溶着して成る液体収納袋と該袋の製造法ならびにその袋に液体を充填する方法および装置。
請求項(抜粋):
少なくとも3層に積層させて成る液体収納袋用基材フィルムにおいて、使用する樹脂または素材の融点を基準に、その融点が最も高い樹脂または金属箔を基材たる積層フィルムの内部においてベ-ス層12として用いると共に、該ベ-ス層の一方の面に前記ベ-ス層の樹脂よりも低い融点を有する樹脂で内面層11を形成させ、さらに前記内面層とは反対の面である前記ベ-ス層の他の面には、内面層よりもさらに低い融点を有する樹脂層を形成させて、これを外面層13となし、それによって、少なくとも3層構造からなる多層フィルムを構成させた上で、前記基材フィルムの端縁部をヒ-トシ-ルした後に、該基材フィルムの表面に、前記外面層に対して相溶性を有する樹脂を用いて成形した注出口を熱溶着させたことを特徴とする注出口を備えた液体収納袋。
IPC (3件):
B65D 33/22
, B65B 3/17
, B65D 30/02
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