特許
J-GLOBAL ID:200903073712746982
燃料電池ヘッダーとその成形体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-241269
公開番号(公開出願番号):特開平7-169500
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 200°C程度の高温状態で、かつリン酸が存在するという条件下で、耐食性(耐熱リン酸性)と電気絶縁性と耐差圧強度とシール性を同時に兼ね備えた燃料電池ヘッダーに使用するための無充填グレードのポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂成形体の製造方法を提供する。【構成】 板厚3〜15mmの無充填グレードのPPS樹脂成形体2と、該成形体2を燃料電池積層体1に押し付ける押え機構3から構成されている燃料電池ヘッダー4を、無充填グレードのPPS樹脂粉末を金型に投入する第1の工程と、一軸または多軸回転成形機6に取り付けられた金型5全体を回転させながら、所定温度まで昇温し樹脂を加熱溶融させる第2工程と、金型5全体をゆっくりと回転させながら徐々に冷却させる第3工程と、成形体2を金型5から取り出す第4工程からなる方法により製造する。
請求項(抜粋):
燃料極、空気極及び電解質マトリックスからなる単位セルと、燃料ガスと酸化剤ガスを分離して単位セルに供給するセバレータとを交互に積層してなる燃料電池積層体、並びにこの燃料電池積層体に燃料ガス及び酸化剤ガスを供給・排気する燃料電池ヘッダーを備えてなる燃料電池の燃料電池ヘッダーにおいて、前記ヘッダーが板厚3〜15mmの無充填グレードのポリフェニレンサルファイド樹脂成形体で形成され前記燃料電池積層体に気密を保って接する面を有するとともに、該成形体を燃料電池積層体に押し付けるバネを含む押え機構から構成されていることを特徴とする燃料電池ヘッダー。
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