特許
J-GLOBAL ID:200903073726106242

分配可変移相器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110283
公開番号(公開出願番号):特開平6-326501
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】簡単でかつ信頼性の高い構成により電力の分配が行え、分配された信号の位相を連続的に変化させることができる分配可変移相器を提供する。【構成】回転基板1は固定基板2に対して相対的に回動可能である。回転基板1には入力端Aからの高周波信号を2分配する入力ストリップライン7,8が形成されている。固定基板2には、相互に半径の異なる円弧状スロットライン15,16が形成されている。これらの各両端には、出力ストリップライン21,22,23,24が結合させられている。入力端Aからの高周波信号は出力端E1〜E4に4分配される。回転基板1を回動させると、入力端Aから出力端E1〜E4に至る伝送経路長が連続的に変化する。そのため、移相量が連続的に変化する。また、出力端E1〜E4からは異なる位相の信号が取り出され、かつ、回転基板1の回動に伴って信号相互間の位相差を変化させることができる。
請求項(抜粋):
所定の軸線まわりに相対的に回動させることができる第1基板および第2基板を有する分配可変移相器であって、上記第1基板は、上記軸線上に設けられた入力端と、この入力端から分岐したn(n=1,2,3,4,・・・・)本の入力ストリップラインとを有し、上記第2基板は、上記n本のストリップラインにそれぞれ結合されているとともに、上記所定の軸線上に中心を共有しているn本の円弧状スロットラインと、このn本の円弧状スロットラインの各両端にそれぞれ結合された2n本の出力ストリップラインとを有することを特徴とする分配可変移相器。
IPC (5件):
H01P 1/18 ,  H01P 1/06 ,  H01P 5/12 ,  H01Q 3/34 ,  H01Q 11/04

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