特許
J-GLOBAL ID:200903073728161534

共同情報処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-264604
公開番号(公開出願番号):特開平6-119298
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】共同情報処理システムにおいて共同実行アプリケーションプログラム(AP)とローカルAPとのあいだのデータ交換を容易にする。【構成】各々AP47、ウィンドウサーバ42、ユーザ制御部50、サーバ情報テーブル48、操作権制御部49を備えた複数の端末10を通信ネットワーク28を介して接続し、1つのAPを前記各端末上で共通に処理する共同情報処理装置であって、ユーザ制御部50が、対話入力に基づいて、1つのAP47に入力可能な端末を決定し、その結果をサーバ情報テーブル48に記録し、操作権制御部49は、サーバ情報テーブル48の記録に基づいて、AP47に対する入力を受付け、その結果を他の各端末に配布するよう前記ウィンドウサーバ42を制御する。【効果】複雑な操作を必要とせず、通常のカットアンドペースト操作によってローカルAPのデータを共同実行APに取り込める。
請求項(抜粋):
複数の計算機が各々入力手段と、ウィンドウサーバと表示装置とを備え、前記計算機の少なくとも1つが、アプリケーションプログラムを備え、前記各計算機が通信ネットワークを介して接続され、前記アプリケーションプログラムを共同で実行する共同情報処理方法において、前記計算機の少なくとも1つが、前記アプリケーションプログラムの操作権を制御するユーザ制御部と操作権制御部を備えており、前記アプリケーションプログラムの発行するリクエストメッセージを受信し、該受信したリクエストメッセージを複数の他の計算機上で動作するウィンドウサーバに送信することによって、1つのアプリケーションプログラムの画面を前記複数の計算機の表示装置上に共同表示し、かつ、前記複数の計算機上でなされた処理の結果発生するメッセージを受信し混合して前記共同で実行されるアプリケーションプログラムに送信するものであって、前記ユーザ制御部において、前記入力手段からの入力に基づいて、前記共同で実行するアプリケーションプログラムに対し入力することのできる操作権を持つ計算機を決定し、前記操作権制御部において、前記アプリケーションプログラムが発行する問合せのリクエストメッセージに対する前記複数のウィンドウサーバからの応答のうち前記操作権を持つウィンドウサーバからの応答だけを前記アプリケーションプログラムに送信することによって、前記1つのアプリケーションプログラムを前記複数の計算機上で共同操作できるようにしたことを特徴とする共同情報処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-139932
  • 特開平3-273443

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