特許
J-GLOBAL ID:200903073736588091

二速油圧モータの自動変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-061493
公開番号(公開出願番号):特開2003-262182
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】部品点数が少なくハウジングの穴仕上げ加工が容易でコンパクトで経済的で、低速時においてもシヤトル弁からリークして容積効率低下を招くことのない、二速油圧モータの自動変速装置を提供。【解決手段】二速制御弁50は、二速スプール2と、二速スプール2の一端に設けた中径盲孔14に摺動可能に挿入された中径スプール6と、二速スプール2の他端に設けた小径盲孔15に摺動可能に挿入された小径スプール16と、を有する。パイロット負荷圧力ポートPの圧力が第1の設定圧力P1以下においては、図1に示す第1の位置にあり、シリンダ17に供給され、斜板11を傾転させ油圧モータ10を高速回転させる。負荷圧力ポートPの圧力が第1の圧力P1を越えると、小径スプール内方端面と連通する連通路24は第3のドレーンポート DR3と連通するので二速油圧モータ10の回転を自動的に低速回転に切換える。
請求項(抜粋):
ポンプから供給される同流量に対して、高速、低速の2種類の回転速度を得られるようにされた二速油圧モータと、該二速油圧モータへ方向制御弁を介してポンプ圧油を供給し、二速油圧モータからの戻り油を排出する給排ラインと、前記二速油圧モータの回転速度の選択を前記二速油圧モータの斜板を傾転するシリンダへの圧油をシャットル弁を介して供給することにより高速とし排出することにより低速とするようにされた二速制御弁とを有する二速油圧モータ制御回路を有し、前記二速制御弁は、ハウジングに摺動可能に挿入された二速スプールと、二速スプールの一端に設けた中径盲孔に摺動可能に挿入された中径スプールと、中径スプールを中径盲孔底部に対して付勢するスプリングと、二速スプールの他端に設けた小径盲孔に摺動可能に挿入された小径スプールと、ハウジングに順次それぞれ設けられた前記中径スプール外方端面と連通する第1のドレーンポート、第1の負荷圧力ポート、第1の負荷出力ポート、第2のドレーンポート、パイロット負荷圧力ポート、第3のドレーンポート、第2の負荷出力ポート、第2の負荷圧力ポート、及び前記小径スプール外方端面と連通するパイロット圧力ポートを有し、前記パイロット負荷圧力ポートの圧力が第1の設定圧力以下においては前記二速スプールは第1の位置にあり、前記第1の負荷圧力ポートと第1の負荷出力ポート及び前記第2の負荷出力ポートと第2の負荷圧力ポートとはそれぞれ連通しており、かつ前記パイロット負荷圧力ポートと前記中径スプール及び小径スプールの各内側面とはそれぞれ二速スプールに設けられた連通路により連通されており、前記パイロット負荷圧力ポートの圧力が第1の設定圧力を越えた時に、前記二速スプールは第2の位置に移動し、前記第1及び前記第2の負荷圧力ポートは閉止され、前記第1及び前記第2の負荷出力ポートはそれぞれ前記第2及び第3のドレーンポートとそれぞれ連通しており、かつ二速スプールに設けられた前記小径スプールの内側面と連通する連通路は第3のドレーンポートと連通しており、さらに前記パイロット負荷圧力ポートの圧力が第1の設定圧力より低い第2の設定圧力以下になつた時に前記二速スプールはもとの第1の位置に移動するようにされたことを特徴とする二速油圧モータの自動変速装置。
IPC (4件):
F03C 1/10 ,  F03C 1/40 ,  F15B 11/02 ,  E02F 9/22
FI (4件):
F03C 1/10 ,  F03C 1/40 ,  E02F 9/22 A ,  F15B 11/02 E
Fターム (24件):
2D003AA01 ,  2D003AB01 ,  2D003BA01 ,  2D003BA02 ,  2D003CA02 ,  2D003DA03 ,  3H084AA01 ,  3H084AA45 ,  3H084BB11 ,  3H084CC39 ,  3H084CC47 ,  3H084CC51 ,  3H084CC70 ,  3H089AA20 ,  3H089BB15 ,  3H089BB27 ,  3H089CC09 ,  3H089DB06 ,  3H089DB09 ,  3H089DB78 ,  3H089DB79 ,  3H089FF07 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ01

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