特許
J-GLOBAL ID:200903073742471961

クランプバンド拘束装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-276257
公開番号(公開出願番号):特開2003-081198
出願日: 2001年09月12日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 従来のクランプバンド拘束装置は、クランプバンド外面に連結されたコイルバネと爪で拘束していたので、クランプバンドが高速で運動する場合爪で跳ね返され2度打ちが起き、連結部の損傷又は宇宙機への衝撃発生が生じる不具合があった。本発明はこのような不具合を解消できる装置の提供を課題とする。【解決手段】 本発明のクランプバンド拘束装置は、分離体を宇宙機に連結しているクランプバンドが、解放され連結部周辺への放出時運動エネルギーを発散させ運動を停止させる拘束装置を連結部周辺機器と干渉を起こさない位置に設けた。これにより、連結部の締結力が増大し連結部周辺への放出時クランプバンドが高速運動しても、連結部周辺機器と干渉しない所定位置に拘束でき、2度打ちによる連結部の損傷、宇宙機への衝撃発生を防止でき、信頼性が高められる。
請求項(抜粋):
飛行中に分離させる分離体を宇宙機に固縛、連結しているクランプバンドが、固縛状態から解放され連結部周辺に放出されたとき、連結部周辺に配置された周辺機器若しくは前記宇宙機に衝突して損傷、若しくは衝撃力の発生を防止するためのクランプバンド拘束装置において、連結部周辺に放出され運動する前記クランプバンドの運動エネルギーを発散させる拘束装置を、連結部に対向させ前記周辺機器若しくは前記宇宙機と干渉を起こさない位置に設けたことを特徴とするクランプバンド拘束装置。

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