特許
J-GLOBAL ID:200903073745853504
遠心力ポンプの軸封機構及び遠心力ポンプ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083944
公開番号(公開出願番号):特開平8-284882
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】溶存酸素濃度が高い水質中であっても耐食性が良好な遠心力ポンプの軸封機構及びこれを用いた遠心力ポンプを提供する。【構成】軸スリーブ10において、SUS403で構成されたスリーブ素材14の上には膜厚が約0.5mm(表面研磨処理後)であるCr皮膜11が電気メッキ法によって形成されており、そしてこのCr皮膜11中に存在する微細われ12中に、樹脂(PTFE)13が含浸・充填されている。これにより、Cr皮膜11形成時やCr皮膜11形成後の研磨時にCr皮膜11中に生じた微細われ12内部にも樹脂が充填され、従来のように処理水が微細割れ12中に侵入し主軸3表面材料との界面に達することがない。
請求項(抜粋):
回転軸と、この回転軸とともに回転するインペラと、このインペラの周囲に設けられたケーシングとを有する遠心力ポンプに備えられ、前記回転軸の外周に取り付けられた略円筒状の軸スリーブを有し該回転軸と前記ケーシングとのシールを行う遠心力ポンプの軸封機構において、前記軸スリーブの外周表面の少なくとも一部は、耐摩耗性材料による皮膜が形成されており、かつ、前記耐摩耗性材料の皮膜中に樹脂が含浸されていることを特徴とする遠心力ポンプの軸封機構。
引用特許:
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