特許
J-GLOBAL ID:200903073755376135

リンペプチドの選択的標識および単離ならびにプロテオーム分析への適用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-510947
公開番号(公開出願番号):特表2004-503780
出願日: 2001年06月12日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
天然および合成のオリゴマーおよびポリマー中のリン酸基を、カルボン酸基のような化学的に関連のある基の存在下で、選択的に標識するための方法が提供される。この方法は、リンペプチド、リンタンパク質およびリン脂質を含む、生物学的なオリゴマーおよびポリマーに対して特に適用可能である。特定の実施形態において、タンパク質およびペプチド中のリン酸基を選択的に標識することは、例えば、複雑なタンパク質の混合物中のリンタンパク質およびリンペプチドの分離、単離ならびに検出を容易にする。選択的標識を使用して、オリゴマーまたはポリマー(例えば、ペプチドまたはタンパク質)中のリン酸基にリン酸標識を選択的に導入し得る。この標識の存在の検出を使用して、オリゴマーまたはポリマー中のリン酸基の存在を検出する。この方法は、リンタンパク質またはリンペプチドの検出に有用である。
請求項(抜粋):
カルボン酸基の存在下で、天然または合成のペプチドまたはタンパク質中のリン酸基を選択的に標識またはタグ化するための方法であって、該方法は、以下の工程: a.天然または合成のペプチドまたはタンパク質を保護基と反応させる工程であって、該保護基は、ホスホルアミド結合を形成することによって、リン酸基を保護し、そしてアミド結合を形成することによって、カルボン酸基を保護するように反応する、工程; b.アミド結合を実質的に切断することなしに、ホルホルアミド結合を実質的に選択的に切断する条件下で、該保護されたペプチドまたはタンパク質を処理し、該ペプチドまたはタンパク質中に遊離リン酸基を再生させる、工程;および c.該ペプチドまたはタンパク質中の遊離リン酸基を、リン酸と反応する官能基を含む標識またはタグと反応させる工程であって、該工程において、該カルボン酸基は保護されたままである、工程 を包含する、方法。
IPC (5件):
G01N33/58 ,  G01N27/62 ,  G01N30/72 ,  G01N30/88 ,  G01N33/68
FI (6件):
G01N33/58 Z ,  G01N27/62 V ,  G01N27/62 X ,  G01N30/72 C ,  G01N30/88 J ,  G01N33/68
Fターム (7件):
2G045AA24 ,  2G045AA40 ,  2G045CB01 ,  2G045DA36 ,  2G045FA11 ,  2G045FB11 ,  2G045JA01
引用文献:
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