特許
J-GLOBAL ID:200903073757079383

ガスタービン設備の制御装置およびガスタービン設備の運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 猪股 祥晃 ,  菊池 治 ,  猪股 弘子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-223796
公開番号(公開出願番号):特開2004-060615
出願日: 2002年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】系統周波数の異常が検出された場合にもガバナーフリー機能を維持しつつ理想に近い燃料流量変化で、系統周波数を素早く望ましい値に回復できるようにすること。【解決手段】発電機出力に基づいて調整される負荷設定信号およびガスタービン速度信号を入力してガバナーフリー速度制御信号を演算する速度制御手段と、この速度制御信号および無負荷定格速度バイアス信号から速度負荷制御信号を演算する手段と、排ガス温度が制限値を越えないように燃料を制限する排ガス温度制御信号を演算する手段と、速度負荷制御信号および排ガス温度制御信号を入力して低値の信号を選択出力する手段と、電力系統の異常を検出する手段と、前記速度負荷制御手段に設けられ、時間の経緯とともに予め定めた燃料バイアス量を出力する信号発生手段とを備え、前記系統状態異常検出手段の動作時、前記信号発生手段の出力信号により、前記速度負荷制御信号を補正するようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
圧縮機および発電機とともに軸結合されるガスタービンと、 前記圧縮機からの吐出空気と燃料配管を経て送給される燃料とを混合燃焼して前記ガスタービンに燃焼ガスを送給する燃焼器と、 発電機出力に基づいて調整される負荷設定信号およびガスタービン速度信号を入力してガバナーフリー速度制御信号を演算するガバナーフリー速度制御手段と、 このガバナーフリー速度制御手段から出力されたガバナーフリー速度制御信号および無負荷定格速度バイアス信号から速度負荷制御信号を演算する速度負荷制御手段と、 ガスタービンの排ガス温度が制限値を越えないように燃料を制限する排ガス温度制御信号を演算する排ガス温度制限手段と、 これら速度負荷制御信号および排ガス温度制御信号を入力していずれか低値の信号を選択し出力する燃料制御信号選択手段と、 電力系統が正常に運用される範囲を逸脱する状態を検出する系統状態異常検出手段と、 前記速度負荷制御手段に設けられ、時間の経緯とともに予め定めた燃料バイアス量を出力する信号発生手段と、 前記系統状態異常検出手段の動作時、前記信号発生手段の出力信号により、前記速度負荷制御信号を補正するようにしたことを特徴とするガスタービン設備の制御装置。
IPC (2件):
F02C9/28 ,  F02C9/00
FI (2件):
F02C9/28 C ,  F02C9/00 A

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