特許
J-GLOBAL ID:200903073762260614

固体電解質型燃料電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-354331
公開番号(公開出願番号):特開平9-190826
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】セルの大型化に対応できるプラズマ溶射法によって触媒活性に優れたアノード層が形成できるようにし、優れた特性の固体電解質型燃料電池の製造を可能とする。【解決手段】粒径が1μm以下のNiO と、粒径が1μm以下と数十μm程度のYSZにバインダーを加えて混合し、大気中室温で乾燥し、5〜6mmのメッシュでの目通し、約108 Paでの仮成形、粉砕、106 μmのメッシュでの目通しを行った後、大気中、1300°Cにおいて2時間の仮焼きを行い、仮焼した粉末を粉砕して45〜106 μmに分級し、NiO-YSZ粉末を作製する。次いで、作製したNiO-YSZ粉末を、低流量の Ar と H2 をプラズマガスとし低プラズマ入力により、基板あるいは電解質層の上にプラズマ溶射して堆積させ、アノード層を形成することとする。
請求項(抜粋):
固体電解質からなる電解質層と、その両主面に配されるアノード層とカソード層とを備える固体電解質型燃料電池において、粒径が1μm以下の酸化ニッケルと、粒径が1μm以下の安定化ジルコニアと、粒径が数十μmの安定化ジルコニアとを混合し、仮焼したのち粉砕し、分級して酸化ニッケル-安定化ジルコニア粉末を作製し、得られた酸化ニッケル-安定化ジルコニア粉末を、プラズマ溶射法を用いて、アノード層支持基板あるいは電解質層の上に堆積し、前記アノード層を形成することを特徴とする固体電解質型燃料電池の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/88 ,  C23C 4/10 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (4件):
H01M 4/88 T ,  C23C 4/10 ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/12

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