特許
J-GLOBAL ID:200903073774194676

セラミックガスタービンの構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162945
公開番号(公開出願番号):特開平10-008903
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 バックプレートの径方向に延びるプレート部にタービン側の表面から、ベアリングハウジング側の表面に向かって貫通する孔を設け、高温ガスの一部をバックプレートの内周側表面に流し、バックプレートの内外周温度差を少なくし、応力低減すること。【解決手段】 バックプレート1の径方向に延びるプレート部1dのタービン側表面1bから、ベアリングハウジング9側表面1cに貫通孔1aが形成されている。貫通孔1aは、タービンの背板3aの外周よりもさらに外周のタービン側表面1bから、ベアリングハウジング9側表面1cへ向かって、斜めに開いている。これにより、タービン3の背板とタービンの外周との圧力差により、貫通孔1aを通って高温ガスの一部が流れ、微少量の高温ガスは、貫通孔1aからバックプレート1の表面に沿って、外周から内周へ向かって流れて、高温ガスによりバックプレートの内周側は熱せられ、内外周の温度差が小さくなり、発生応力が小さくなり、バックプレートの耐久性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
タービンを収容すると共に、タービンへのガス流路を構成するスクロールと、タービン軸の軸受を収容するベアリングハウジングと、スクロールとベアリングハウジングとの間のタービン背板側にバックプレートを備えてなるセラミックガスタービンにおいて、バックプレートの径方向に延びるプレート部に、タービン背板より外周側の位置からベアリングハウジング側表面へ向けて軸方向に貫通する複数の貫通孔を備えたことを特徴とするセラミックガスタービンの構造。
IPC (4件):
F01D 1/06 ,  F01D 25/00 ,  F01D 25/16 ,  F02B 39/00
FI (6件):
F01D 1/06 ,  F01D 25/00 F ,  F01D 25/00 L ,  F01D 25/16 E ,  F02B 39/00 D ,  F02B 39/00 U

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