特許
J-GLOBAL ID:200903073782293829

電荷輸送性共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219589
公開番号(公開出願番号):特開平10-182760
出願日: 1997年08月14日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 電荷輸送性及び機械的特性の双方を満足し、且つ新規機能の付与性に優れ、電子写真感光体を初めとする有機電子デバイスへの適用性の高い、新規な電荷輸送性共重合体を提供する。【解決手段】 繰り返し単位中にトリアリールアミン構造を含む特定構造の繰り返し単位を有する電荷輸送性ブロックと、特定構造の繰り返し単位を有する絶縁性ブロックとを含み、各々のブロックが、ブロック状またはグラフト状に結合してなり、各ブロックの重量平均分子量が、2000以上5000000以下であることが好ましい。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)または下記一般式(2)で示される構造の少なくとも1種を繰り返し単位として有する電荷輸送性ブロックと、下記一般式(3)で示される構造の少なくとも1種を繰り返し単位として有する絶縁性ブロックとを、ブロック共重合またはグラフト共重合してなることを特徴とする電荷輸送性共重合体。一般式(1)【化1】(式中、Ar1 及びAr2 はそれぞれ独立に置換もしくは未置換のアリール基を示し、X1 は芳香族環構造を有する2価の炭化水素基またはヘテロ原子含有炭化水素基を示し、X2 及びX3 はそれぞれ独立に置換もしくは未置換のアリーレン基を示し、L1 は枝分れもしくは環構造を含んでもよい2価の炭化水素基またはヘテロ原子含有炭化水素基を示し、mは、0または1から選ばれる整数を意味し、nは、0または1から選ばれる整数を意味する。)一般式(2)【化2】(式中、Ar3 及びAr4 はそれぞれ独立に置換もしくは未置換のアリール基を示し、L2 は芳香族環構造を有する3価の炭化水素基またはヘテロ原子含有炭化水素基を示す。)一般式(3)【化3】(式中、R1 〜R3 はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは未置換のアルキル基、または置換もしくは未置換のアリール基を示し、R4 はハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは未置換のアリール基、置換もしくは未置換のアルコキシル基、置換もしくは未置換のアシル基、置換もしくは未置換のアシルオキシ基、または置換もしくは未置換のアルコキシカルボニル基を示す。)
IPC (7件):
C08F283/02 ,  C08F290/06 ,  C08F293/00 ,  C08F297/00 ,  C08G 63/91 ,  G01J 1/02 ,  G03G 5/07 103
FI (7件):
C08F283/02 ,  C08F290/06 ,  C08F293/00 ,  C08F297/00 ,  C08G 63/91 ,  G01J 1/02 R ,  G03G 5/07 103

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