特許
J-GLOBAL ID:200903073790033119

熱作動式の圧力逃がし装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005968
公開番号(公開出願番号):特開平8-233139
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高圧のときでも押出しに伴う破損を防止し、しかも、確実に作動して容器内の圧力を逃がし、また、容器の破局的な破裂を防止する、熱作動式の圧力逃がし装置を提供すること。【解決手段】 高圧でも押出しに伴う破損を防止し且つ確実に作動して容器内の圧力を逃がし且つ容器の破局的な圧力による破裂を防止する熱作動式の圧力逃がし装置50が提供される。該熱作動式の圧力逃がし装置50は、入口54と、出口56と、該入口及び出口に連通する流体流路58とを有する本体52を備えている。該本体は、ガス及び液体に対しては多孔質であるが、固体に対しては多孔質でない部材60を内部に有する流体逃がし通路を更に備えている。所定の温度で溶融する可溶性材料で出来たプラグ62が多孔質部材に隣接する位置に配置され、通常流体逃がし路を密封している。ピストン64は、通常、入口と密封状態に偏倚されているが、可溶性プラグが溶融するとき、上方に動いて流路を開放して、流体圧力を逃がす。
請求項(抜粋):
熱作動式の圧力逃がし装置にして、入口と、出口と、該入口及び出口と連通する流体流路とを有する本体であって、ガス及び液体に対しては多孔質であるが、固体に対しては多孔質でない部材をその内部に有する流体逃がし通路を更に備える前記本体と、該部材に隣接する位置にあり、所定の温度で溶融する可溶性材料から成るプラグと、第一の端部及び第二の端部を有する、前記流体路内に配置されたピストンであって、該ピストンの前記第一の端部が、通常、前記入口及び前記第二の端部と密封関係になるよう偏倚され、前記第二の端部が前記プラグに当接して該プラグに圧縮力を付与する前記ピストンとを備えることを特徴とする熱作動式の圧力逃がし装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-079008
  • 特開昭58-160677

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