特許
J-GLOBAL ID:200903073794517242

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295147
公開番号(公開出願番号):特開平6-143996
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 動力増加を招くことなく除湿暖房を行うことのできる車両用空気調和装置の提供。【構成】 外気側送風機4および内気側送風機5を制御する制御装置9は、フィン温度センサ7によって検出された熱交換器6のフィン温度が第1設定値より小さい場合には、送風機駆動回路5aを介して、内気量を増加するように内気側送風機5を制御し、フィン温度が第1設定値より大きく、且つ第2設定値より大きい場合には、送風機駆動回路5aを介して、内気量を減らすように内気側送風機5を制御する。
請求項(抜粋):
a)外気を導入する外気導入口および内気を導入する内気導入口と車室内とを連通する送風ダクトと、b)この送風ダクト内に外気および内気を導入して、前記車室内へ送る送風手段と、c)前記外気導入口より導入する外気量と前記内気導入口より導入する内気量との導入割合を調整する内外気導入量調整手段と、d)前記送風ダクト内に配されて、前記外気導入口より導入された外気と前記内気導入口より導入された内気とを熱交換させる熱交換器と、e)この熱交換器の平均伝熱面温度を検出する伝熱面温度検出手段と、f)ある外気温度の時の外気量と内気量との導入割合に応じて前記熱交換器で得られる除湿量とその時の前記熱交換器の平均伝熱面温度との関係を記憶する記憶手段、およびこの記憶手段に記憶された前記除湿量と前記平均伝熱面温度との関係を基に、前記熱交換器で得られる除湿量が最大となる目標平均伝熱面温度を外気温度に応じて求める演算手段を備え、前記伝熱面温度検出手段で検出される平均伝熱面温度が前記演算手段によって求められた前記目標平均伝熱面温度となるように前記送風手段および前記内外気導入量調整手段を制御する制御手段とを備えた車両用空気調和装置。

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