特許
J-GLOBAL ID:200903073802610346

電界強度計算装置および電界強度推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277539
公開番号(公開出願番号):特開平9-119955
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 レイトレース法による計算を高速化することのできる電界強度計算装置および電界強度測定方法を提供すること。【解決手段】 道路の位置を示す道路データに基づいて道路を直線のサブエレメントに分解し、道路に対する建物の位置を記憶した建物データを用いてサブエレメントの両側の建物間の距離を算出する。建物間の距離に基づいてサブエレメントの道路幅を算出し、サブエレメントを中心として相互に道路幅離れた位置を連続した壁面の位置として第1のメモリに格納する。また、道路の交差点における道路の交差角および壁面位置格納手段により記憶された壁面の位置に基づいて算出した、交差点における回折点の位置および回折角を表すデータを交差点に対応づけて第2のメモリに格納する。第1のメモリに格納した連続した壁面の位置ならびに第2のメモリに格納した回折点の位置および回折角に基づいて、送信点から受信点への電波の軌跡をトレースし、軌跡に基づいて受信点における電界強度を計算する。
請求項(抜粋):
送信点から放射される電波の軌跡を追跡し、受信点に到達する前記電波の強度を加算することにより前記受信点の電界強度を計算する電界強度計算装置において、道路の位置を示す道路データに基づいて、前記道路を直線に分解して得られたサブエレメントの各々の位置を算出するノード・サブエレメント処理部と、前記道路に対する建物の位置を記憶した建物データを用いて、前記サブエレメントの両側の建物間の距離に基づく道路幅データを算出する道路幅処理部と、前記サブエレメントの両側の前記道路幅データに基づいた位置を、連続した壁面の位置として第1のメモリに格納する第1格納手段と、前記第1のメモリに格納された前記壁面の位置に基づいて、前記送信点から前記受信点への前記電波の軌跡を求めるレイトレース部と当該レイトレース部により得られた前記軌跡に基づいて、前記受信点における電界強度を計算する受信レベル計算部とを備えたことを特徴とする電界強度計算装置。
IPC (3件):
G01R 29/08 ,  H04B 7/26 ,  H04B 17/00
FI (3件):
G01R 29/08 Z ,  H04B 17/00 D ,  H04B 7/26 K

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