特許
J-GLOBAL ID:200903073804374836

構造物の振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012743
公開番号(公開出願番号):特開平5-202637
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 小さい制御力で作動し、地震等に対する構造物の振動を効果的に抑制できるとともに、制御機構が簡単で、かつ付加質量体の重量や装置の設置スペースに関し無駄の少ない振動制御装置を提供する。【構成】 内部に部屋を形成した第1付加質量体1を複数の積層ゴム支承3で支持する。第1付加質量体1の内部に、x方向に振動する第2付加質量体2a、2cと、y方向に振動する第2付加質量体2b、2dを組み込む。ACサーボモーター4によりシャフト5を回転させ、ボールねじの原理で各第2付加質量体2a、2b、2c、2dを駆動する。第1付加質量体1は構造物の固有周期と同調する周期を有し、構造物の応答に応じて、各第2付加質量体2a、2b、2c、2dを駆動、制御することにより、1つの第1付加質量体1と、2方向の第2付加質量体2a、2b、2c、2dで、構造物の応答を水平面内の全方向について抑制することができる。
請求項(抜粋):
構造物に対し相対移動可能な所定質量の第1付加質量体と、前記構造物と前記第1付加質量体との間に介在し、前記第1付加質量体に対し前記構造物の固有周期と同調する周期を与える支持手段と、前記第1付加質量体に対し相対移動可能な所定質量の第2付加質量体と、前記第1付加質量体と前記第2付加質量体との間に制御力を作用させる駆動手段とからなる構造物の振動制御装置において、1つの第1付加質量体に対し、所定方向に相対移動可能な第2付加質量体を複数、2方向以上に設けたことを特徴とする構造物の振動制御装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-156171

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