特許
J-GLOBAL ID:200903073804733291

ころがり軸受クラツチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339851
公開番号(公開出願番号):特開平5-149352
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 クラッチの嵌脱性を向上させ、自由回転トルクを減少し、トルク伝達手段の機能の向上を図る。【構成】 内輪1と外輪2との間で軌道4を形成し、内外輪軌道面1a及び2aを単葉回転双曲面とし、内外輪軌道面に線状に接触するように中心軸5を含む面に対して例えば15°だけ傾斜させて複数個のころ3を配設し、外輪2のトルクを外部に伝達するハウジング6を設け、ハウジング6と外輪2とに軸線面から同じ角度傾斜した溝を設け、両溝間にトルクを伝達手するボール9を嵌合させる。【効果】 ボール9と溝を介して外輪を軸方向に動かすことができ、クラッチの嵌脱及び自由回転性能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
内輪と外輪との間で軌道を形成し、内外輪軌道面を単葉回転双曲面とし、前記内外輪軌道面に線状に接触するように一定角度傾斜させて複数個のころを配設し、前記内輪に対して該内輪の中心軸方向の一定位置で相対的に回転自在に取り付けられ前記外輪の外側面に対向する位置にトルク伝達面を備えた回転体を設け、該回転体をトルク伝達手段を介して外輪と結合したころがり軸受クラッチに於いて、前記トルク伝達手段は、外輪の外側表面に前記中心軸を含む面から所定角度傾斜して設けられ断面が円弧状の外輪溝と、前記回転体の内側表面に前記所定角度と同じ角度傾斜して設けられ断面が円弧状の回転体溝と、前記外輪溝と前記回転溝とに嵌合する球体と、を有することを特徴とするころがり軸受クラッチ。

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