特許
J-GLOBAL ID:200903073808670235

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-328998
公開番号(公開出願番号):特開平11-159911
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 室内側熱交換器として冷房用の蒸発器および暖房用の凝縮器をそれぞれ独立に備えて、除湿暖房が可能な冷凍サイクル装置において、冷房運転から暖房運転への移行時期における圧縮機へのオイル戻りを良好にする。【解決手段】 暖房モードの起動時に、蒸発器の寝込みオイルの排出モードの必要性を外気温に基づいて判定(ステップS104)し、このオイル排出モードが必要であると判定されたときは、ステップS105でオイル排出モードを設定する。このモードでは、圧縮機の吐出ガス冷媒を凝縮器で凝縮させた後に、減圧手段、室外熱交換器および蒸発器を通過させて、圧縮機に吸入させる。これにより冷房用の蒸発器から潤滑オイルを排出する。
請求項(抜粋):
空調空気を室内へ向けて通過させる空調空気通路(2)と、この空調空気通路(2)に前記空調空気を送風する送風機(7)と、前記空調空気通路(2)に配置され、前記空調空気を冷却する蒸発器(11)と、前記空調空気通路(2)において前記蒸発器(11)の空気下流側に配置され、前記空調空気を加熱する凝縮器(12)と、前記空調空気通路(2)の外部に設置され、外気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器(24)と、前記蒸発器(11)または前記室外熱交換器(24)の出口側から冷媒を吸入、圧縮して吐出する圧縮機(22)と、前記凝縮器(12)または前記室外熱交換器(24)で凝縮した冷媒を減圧膨張させる減圧手段(26、27、33、35)とを備え、前記蒸発器(11)の冷却作用による冷房モード、前記凝縮器(12)の放熱作用による暖房モード、および前記蒸発器(11)の冷却作用により冷却した空気を前記凝縮器(12)の放熱作用により再加熱する除湿モードが設定可能な冷凍サイクル装置において、前記暖房モードの起動時に、前記蒸発器(11)の寝込みオイルを排出するためのオイル排出モードの必要性を判定する判定手段(S104)と、この判定手段(S104)により前記オイル排出モードが必要であると判定されたときは、前記圧縮機(22)の吐出ガス冷媒を前記凝縮器(12)で凝縮させた後に、前記減圧手段(26、27、33、35)、前記室外熱交換器(24)および前記蒸発器(11)を通過させて、前記圧縮機(22)に吸入させるオイル排出モードを設定するオイル排出モード設定手段(S105、S105′)と、前記オイル排出モードを所定時間実行した後に、前記暖房モードを設定する暖房モード設定手段(S107)とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (6件):
F25B 29/00 411 ,  B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 3/00 ,  F25B 1/00 387 ,  F25B 13/00 361
FI (6件):
F25B 29/00 411 E ,  B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 G ,  B60H 3/00 B ,  F25B 1/00 387 D ,  F25B 13/00 361

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