特許
J-GLOBAL ID:200903073813074365

電力変換装置の並列投入運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151948
公開番号(公開出願番号):特開平5-344655
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 電力変換装置を電源母線に並列接続して電力供給する場合、電源母線側の電力容量やインピーダンス、電圧波形などに制限されることなく、電源母線と並列運転することができる電力変換装置の並列投入運転方法を提供する。【構成】 電源母線(13)と交流フィルタ(114a)との間に第1の開閉器(120a)と、インピーダンス回路(Z)および第2の開閉器(121a)の直列回路とを並列に接続し、電力変換装置の並列投入に際して、両開閉器が開放された状態で電力変換装置の出力電圧を電源母線のそれと一致するように制御し、次に第2の開閉器(121a)を投入して、電源母線(13)に流れる電流および母線電圧の振幅変化に基づいて、電力変換装置出力電圧の位相および振幅を第1の開閉器(120a)投入時の横流および電圧変動が最少となるように制御し、次いで第1の開閉器(120a)を投入し、以後、予め設定された負荷分担率となるように電力変換装置を制御する。
請求項(抜粋):
波形整形用フィルタを介して電源母線に接続され、電源母線に同期して運転される電力変換装置の並列投入運転方法であって、フィルタと電源母線との間に第1の開閉器を直列に接続すると共に、インピーダンス回路および第2の遮断器の直列回路を第1の開閉器に並列に接続し、電力変換装置の並列投入に際して、第1の開閉器および第2の開閉器が共に開放された状態で電力変換装置の出力電圧の瞬時値を電源母線のそれと同じになるように制御し、次に第2の開閉器を投入して、電源母線に流れる電流および電源母線の電圧変化に基づいて、電力変換装置出力電圧の位相および振幅の瞬時値を第1の開閉器投入時の横流および電圧変動が最少となるように制御し、次いで第1の開閉器を投入し、以後、予め設定された負荷分担率となるように電力変換装置出力電圧を制御することを特徴とする電力変換装置の並列投入運転方法。

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