特許
J-GLOBAL ID:200903073814807455
冷間加工性と焼入れ性に優れた高炭素鋼帯およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-257419
公開番号(公開出願番号):特開2001-081528
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 自動車部品、電機部品等の薄板製品用の冷間加工性と焼入性を兼備した高炭素鋼帯とその製造方法を開発する。【解決手段】 重量割合にて、C:0.15〜0.75%、 Si:0.30%以下、 Mn:0.20〜1.60%、sol.Al:0.05%未満、N:0.0060%以下、かつ5≦sol.Al/N≦20、を含有する鋼組成を有し、鋼中セメンタイト平均粒径が0.5 〜2.0 μmで、球状化率≧80%を満足し、式(1) で規定する鋼中の平均セメンタイト分散間隔θspが、平均フェライト粒径dに対し、式(2) の関係を満足する金属組織構造を有する冷間鍛造性と焼入れ性に優れた高炭素鋼帯。 炭化物分散間隔θsp (μm)={10<SP>6</SP>/(3.14 ×θn }<SP>0.5 </SP>×2.3 ・・・(1) θn は、1mm<SP>2 </SP>当たりセメンタイトの個数 1.0×θsp+1.0 <d(μm)<1.0 ×θsp+10.0 ・・・・ (2)
請求項(抜粋):
重量割合にて、C:0.15〜0.75%、 Si:0.30%以下、 Mn:0.20〜1.60%、sol.Al:0.05%未満、N:0.0060%以下、かつ5≦sol.Al/N≦20、を含有する鋼組成を有し、鋼中炭化物平均粒径が0.5 〜2.0 μmで、長径/短径<5となる球状組織の占有比率で示す球状化率≧80%を満足し、式(1) で規定する鋼中の平均炭化物分散間隔θspが、鋼中のC量と平均フェライト粒径dに対し、式(2) の関係を満足する金属組織構造を有する冷間鍛造性と焼入れ性に優れた高炭素鋼帯。 炭化物分散間隔θsp (μm)={10<SP>6</SP>/(3.14 ×平均θn }<SP>0.5 </SP>×2.3 ・・(1) ここで、θn は、鋼帯表層から板厚1/4 深さの部位の領域を、断面研磨後ナイタールにて腐食し走査型電子顕微鏡で2000倍に拡大観察して 100×100 μmの視野を16分割し、測定した炭化物粒数の数値を1mm<SP>2 </SP>の領域での個数に換算した値で単位はn/mm<SP>2 </SP>、さらに16視野の平均値を平均θn(n/mm<SP>2</SP>)とする。 1.0×θsp+1.0 <d(μm)<1.0 ×θsp+10.0 ・・・・ (2)
IPC (4件):
C22C 38/00 301
, C21D 8/02
, C22C 38/06
, C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 A
, C21D 8/02 A
, C22C 38/06
, C22C 38/58
Fターム (23件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA05
, 4K032AA06
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA01
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CE01
, 4K032CE02
, 4K032CF02
, 4K032CH04
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