特許
J-GLOBAL ID:200903073815113813
非線形歪補償送受信回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214650
公開番号(公開出願番号):特開平7-074790
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ディジタル移動通信の移動機の非線形歪補償付き送受信回路の規模の縮小を目的とする。【構成】 ベースバンド変調器2にて2系列化した出力I,Q を,振幅変調し合成した直交変調器4の出力を電力増幅器5で増幅し其の分岐出力を直交復調したベースバンド信号I",Q"とベースバンド変調器の出力I,Q との加算結果I',Q' を直交変調器へ出力する加算器3とから成る歪補償のフィードバック系を有する送信系及び受信した直交変調信号を周波数変換する受信機8と,直交復調器の2系列のベースバンド出力を1系列の受信データ11とするベースバンド検出器10とから成る受信系とが一体となった非線形歪補償付き送受信回路において、電力増幅器の分岐出力T と受信機のIF変換出力Rとを切り換える切換スイッチ300 を設け、その切換出力を1個の直交復調器へ入力することによって,送信系の歪補償フィードバック系の直交復調器としても併用する。
請求項(抜粋):
入力の送信データ(1)をベースバンド変調器(2)で2系列化した出力のベースバンド信号(I,Q)を,互に直交位相の搬送波に乗じ振幅変調して合成した直交変調器(4)の出力の直交変調信号を電力増幅器(5) で増幅し送信出力とする際,其の電力増幅器(5)の出力の送信出力を分岐するカップラ(C)と其の分岐出力の直交変調信号に互に直交位相の搬送波を乗じ直交復調して2系列のベースバンド信号(I",Q")を出力する直交復調器(6)と其の復調出力の2系列のベースバンド信号(I",Q")と前記ベースバンド変調器(2)からの2系列のベースバンド出力(I,Q)とを加算し其の加算結果(I',Q')を前記直交変調器(4)へ出力する加算器(3)とから成る歪補償のフィードバック系を有する送信系(100)及び受信入力の無線の直交変調信号を周波数変換する受信機(8)と, 其の変換信号(R)に互に直交位相の搬送波を乗じ直交復調して2系列のベースバンド(I",Q")を出力する直交復調器(9)と,其の2系列のベースバンド出力(I",Q")を1系列の受信データ(11)とするベースバンド検出器(10)とから成る受信系(200)とが一体となった非線形歪補償付き送受信回路において、該送信系(100)の電力増幅器(5)の出力の分岐出力(T)と受信系(200)の受信機(8)の出力の変換出力(R)とを切り換える切換スイッチ(300) を設け、該切換スイッチ(300) の切換出力を,該受信系(200)の直交復調器(9) へ入力し, 該受信系の1個の直交復調器(9) が、送信系(100)の電力増幅器(5)の出力の歪補償のフィードバック系の直交復調器(6)としても併用されることを特徴とした非線形歪補償送受信回路。
IPC (2件):
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