特許
J-GLOBAL ID:200903073816923428
感染性細菌における自己溶解を誘導するための方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
清水 初志
, 新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-505619
公開番号(公開出願番号):特表2007-530649
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
本発明は、細菌細胞シグナル伝達分子の細胞外濃度を調節することによって感染性細菌を死滅させるための方法に関する。これには、大多数の細菌細胞における急速な細胞死(自己溶解)を誘導し、生存細胞における毒性を予防する、または良性状態を回復させるという効果がある。これらの受容体には、感染症に対する感受性のある個体の治療のための、既存の感染症を有する患者の治療のための、疾患管理における、および、感染症の宿主が動物または植物であるような関連用途における用途がある。本明細書に記載の組成物は、緑膿菌感染症に対して、例えば嚢胞性線維症患者における肺感染症の治療において特に適切であり、細菌を直接には標的としないユニークな殺菌薬である。
請求項(抜粋):
グラム陰性菌の集団の自己溶解を引き起こす方法であって、グラム陰性菌の集団の環境におけるホモセリンラクトン(HL)シグナル分子とキノロンシグナル(QS)シグナル分子との比の不均衡を生じさせるために、グラム陰性菌によって分泌されるラクトンシグナル分子またはラクトン由来シグナル分子に対する抗体を集団に投与することを含む方法。
IPC (2件):
FI (3件):
A61K39/395 D
, A61K39/395 N
, A61P31/04
Fターム (3件):
4C085AA13
, 4C085AA14
, 4C085DD62
引用文献:
審査官引用 (1件)
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第1回生体機能関連・バイオテクノロジー部会合同シンポジウム講演要旨集, 2003, p.240-241
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