特許
J-GLOBAL ID:200903073830507780
燃料電池の電極およびその製造方法並びに発電層の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-336149
公開番号(公開出願番号):特開平8-180879
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 十分なガス透過性と導電性とを有する燃料電池の電極及びその製造方法を提供する。【構成】 触媒Pを担持した触媒担持カーボンCと、ポリビニルアルコールにより形成された略一定の径の水溶性の短繊維Fとを高分子電解質Nの溶液に分散させてペースト状とし、シート状に形成して乾燥した後に、このシート状部材を温水に浸漬して短繊維Fを溶出させて触媒電極14を完成する。触媒電極14には、短繊維Fの溶出跡としての略一定の径の細孔Sが複数形成される。電極のガス透過性は細孔の径に依存するから、粒状の造孔剤を用いて形成した細孔を備える電極に比して、同じガス透過性とすれば、触媒電極14は、その内部に形成される細孔Sの占める空間を小さくすることができるから、その導電面積が大きくなり、燃料電池の性能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
燃料電池に用いられ、触媒を担持したカーボン粒子を混在してなり、複数の細孔を有する燃料電池の電極であって、前記細孔は、少なくとも径の2倍以上の長さに亘って該径が一定に形成された孔である燃料電池の電極。
IPC (3件):
H01M 4/86
, H01M 4/88
, H01M 8/02
引用特許: