特許
J-GLOBAL ID:200903073830587643

フルイドパーカッション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323703
公開番号(公開出願番号):特開平8-150159
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 被検体動物の脳に与える圧力波を調節して目的とする脳損傷を再現性よく作り出す。【構成】 生理食塩水が充填されるシリンダ容器20はスライド可能に組み合わされたステンレススチール製の固定側とスライド側のシリンダ部材20a,20bからなり、シリンダ容器20が水平面から15°の傾きをもって基台22に固定されている。シリンダ部材20bの先端部には生理食塩水供給の小シリンダ24と気泡排出用の小シリンダ26が設けられ、シリンダ部材20aの基端にはピストン32が設けられ、シリンダ部材20aにはさらに、ピストン32の近くで、ピストン32が打撃されて生じる圧力波の同一平面上に、その圧力波の進行方向と90°をなす方向に圧力波噴出口36と圧力変換器38が設けられている。ピストン32の近くには、ピストン32を打撃するために、錘47の重さが可変の振り子44が基台22に固定されている。
請求項(抜粋):
液密を保って互いにスライド可能に組み合わされた一対のシリンダ部材により生理食塩水が充填された容積可変のシリンダ容器が構成され、そのシリンダ容器が傾斜するようにその一方のシリンダ部材が架台に固定され、架台に固定されたそのシリンダ部材の基端にはシリンダ容器内の生理食塩水につながるピストンが設けられ、そのピストンの近くでそのピストンによる生理食塩水への打撃面に平行な同一平面上でそのピストンの打撃による圧力波の進行方向と90度をなす方向に圧力変換器と、被検体につながる圧力波噴出口とが設けられ、このシリンダ容器の他方のシリンダ部材の少なくとも先端部には開閉可能な気泡排出口が設けられたシリンダ部と、シリンダ容器の前記他方のシリンダ部材に設けられ、そのシリンダ部材を前記一方のシリンダ部材に対してスライドさせるスライド機構と、振り子の錘が前記ピストンを打撃するように前記ピストンの近くで前記架台に固定され、その錘が重さの異なるものに交換可能で、かつ錘が自然落下を開始する位置を読み取る手段が設けられた振り子部と、を備えたことを特徴とするフルイドパーカッション装置。

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