特許
J-GLOBAL ID:200903073835521330

遺伝子の発現頻度の解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-038538
公開番号(公開出願番号):特開2000-232888
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ごく微量の検体から、容易かつ正確に、遺伝子発現頻度解析が行なうことができる方法を提供する【解決手段】 直鎖状のプラスミドベクターの一方の3’末端に一本鎖のポリT配列と、その内側に第一の制限酵素認識配列等を有するベクタープライマーと、遺伝子の発現頻度を解析しようとする細胞に由来するmRNAとをアニールさせてcDNA合成を行い、cDNAが結合したベクタープライマーを生成し、同ベクタープライマーを鋳型とし、ベクタープライマー中のタグの両側のそれぞれの領域に相当する塩基配列を有するオリゴヌクレオチドをプライマーとしてポリメラーゼ・チェイン・リアクション(PCR)を行い、タグを増幅し、前記増幅産物を連結したタグの、コンカテマーの塩基配列を決定し、その塩基配列中に出現するタグの種類及びその頻度を調べる。
請求項(抜粋):
以下のステップを含む遺伝子の発現頻度を解析する方法;(a)直鎖状のプラスミドベクターの一方の3’末端に一本鎖のポリT配列と、その内側に第一の制限酵素認識配列とを有し、他方の末端近傍に第二の制限酵素認識配列と、さらにその内側にタイプIIS制限酵素認識配列とを有するベクタープライマーと、遺伝子の発現頻度を解析しようとする細胞に由来するmRNAとをアニールさせてcDNA合成を行い、cDNAが結合したベクタープライマーを生成するステップと、(b)前記cDNAが結合したベクタープライマーを、ベクタープライマーを切断せず、かつ、前記第二の制限酵素の切断末端と同じ形の末端を生じさせる第三の制限酵素と、前記第二の制限酵素とを用いて消化してcDNAの上流側を切除し、ベクタープライマーを閉環するステップと、(c)閉環したベクタープライマーを、前記第一の制限酵素及び前記タイプIIS制限酵素で消化して、cDNAの一部からなるタグを残してcDNAの下流側を切除し、ベクタープライマーを再び閉環するステップと、(d)前記ベクタープライマーを鋳型とし、ベクタープライマー中のタグの両側のそれぞれの領域に相当する塩基配列を有するオリゴヌクレオチドをプライマーとしてポリメラーゼ・チェイン・リアクション(PCR)を行い、タグを増幅するステップと、(e)前記増幅産物を連結してタグのコンカテマーを形成するステップと、(f)前記コンカテマーの塩基配列を決定し、その塩基配列中に出現するタグの種類及びその頻度を調べるステップ。
IPC (2件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12Q 1/68 A
Fターム (18件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA11 ,  4B024FA20 ,  4B024GA11 ,  4B024HA19 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR33 ,  4B063QR59 ,  4B063QR60 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS32

前のページに戻る