特許
J-GLOBAL ID:200903073838028635

高温で使用される金属部品のための保護被覆

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238809
公開番号(公開出願番号):特開平6-192887
出願日: 1992年08月17日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【構成】 表面陽極酸化が可能な金属からなる部品の(a)表面を陽極酸化して、該金属の酸化物の表面層を形成し;(b)該部品が使用中にさらされる最高温度に少なくとも等しい、低くとも250°Cであり、形成された酸化物表面層に亀裂を生じさせる温度で熱処理して、金属を露出させ;(c)該金属の酸化物が、主として(b)で生じた金属露出面で生ずるように、また亀裂を封鎖するように陽極酸化を行うことを特徴とする、金属部品の保護被覆方法、およびそのようにして形成された保護被覆を有する金属部品。【効果】 金属酸化物が金属に投錨するような構造をとって金属に固着するので、高温における腐食性雰囲気に長期間耐えることができる。
請求項(抜粋):
表面陽極酸化が可能な金属からなる機械部品に表面保護層を提供して、そのような金属部品を腐食性状況から保護するための方法であって、(a) 該金属部品の表面を陽極酸化によって酸化させて、保護されるべき金属の酸化物の表面層を形成し;(b) 該部品を、その部品が使用中に受けるように意図された最高温度に少なくとも等しい、低くとも250°Cであり、形成された酸化物表面層に亀裂を生じさせるに十分な温度で熱処理することにより、保護されるべき金属を露出させ;(c) 陽極酸化され、熱処理された該部品の表面を、保護されるべき金属の酸化物が主に金属が露出する区域に形成されるような条件の下に、別の陽極酸化段階を受けさせて、追加の酸化物が、酸化物の表面層から金属に投錨した形を形成し、該亀裂の下に追加の酸化を生じさせることによって該亀裂を封鎖するようにして、金属が露出しないようにする、各段階から本質的になることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C25D 11/12 ,  C25D 11/18 313 ,  C25D 11/26 ,  C25D 11/26 302

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