特許
J-GLOBAL ID:200903073839109159

ダイナミックフォーカス回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275873
公開番号(公開出願番号):特開平6-125477
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 画面の上下左右領域を独立にフォーカス調整することができ、マルチスキャンに対応できるダイナミックフォーカス回路を提供する。【構成】 パラボラ波作成回路1から水平同期周期の水平パラボラ波電圧Aと垂直同期周期の垂直パラボラ波電圧Bとがパラボラ波分割作成回路2に供給される。パラボラ波分割作成回路2では、パルス発生回路9からのパルス信号により、夫々が各周期の前半部と後半部とに分割され、得られた4つの片側パラボラ波電圧が夫々独立に適宜レベル調整された後、加算される。パラボラ波分割作成回路2のかかる出力電圧は、アンプ2,カップリングコンデンサ6を介してクランプ回路6に供給され、図示しないフライバックトランスからの電圧からスタティックフォーカス回路4によって形成された基準電圧にクランプされて、図示しないブラウン管のフォーカス電極に供給される。
請求項(抜粋):
水平同期周期のパラボラ波電圧と垂直同期周期のパラボラ波電圧との加算電圧を発生し、フォーカス電圧としてブラウン管のフォーカス電極に供給するダイナミックフォーカス回路において、水平同期周期の水平パラボラ波電圧と垂直同期周期の垂直パラボラ波電圧とを作成するマイクロコンピュータからなるパラボラ波作成回路と、該水平,垂直パラボラ波電圧に対し、夫々各周期毎に前半部と後半部のレベルを適宜独立に調整可能とし、レベル調整された該水平,垂直パラボラ波電圧の加算電圧を出力するパラボラ波分割作成回路と、該パラボラ波分割作成回路の出力電圧の画面中央に対する時点の電位を所定に固定化するフォーカスクランプ回路とからなり、画面の上下左右部分を独自にフォーカス調整できるようにしたことを特徴とするダイナミックフォーカス回路。

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