特許
J-GLOBAL ID:200903073841650037

シートベルト用リトラクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162483
公開番号(公開出願番号):特開平9-323618
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 リトラクターのエンドロックの発生を確実に防止することができ、しかも、ロック性能を低下させる虞のない緊急ロック機構付きのシートベルト用リトラクターを提供する。【解決手段】 ボビン3のウェビング引出し方向の回転を阻止可能なロック手段と、該ボビン3に対して回転遅れを生じることにより前記ロック手段を作動するラチェットホイール18と、ラチェットホイール18に揺動自在に軸支されると共に内歯ギア34a に係合してラチェットホイール18のウェビング引出し方向の回転を阻止可能なロックアーム26と、所定以上のウェビング引出し方向の回転が作用した際には回転遅れを生じてロックアーム26を内歯ギア34a 係合方向へ揺動させるイナーシャプレート30とを備え、イナーシャプレート30の当接部32には、イナーシャプレート30のボビン3に対する回転遅れが所定量に達した後にロックアーム26を内歯ギア34a 係合方向へ揺動させるカム面32a,32b が設けられる。
請求項(抜粋):
ウェビングが巻装された巻取軸のウェビング引出し方向の回転を阻止可能なロック手段と、巻取軸に相対回転可能に支持されると共に巻取軸に対して回転遅れを生じることにより前記ロック手段を作動するラッチ部材と、該ラッチ部材に揺動自在に軸支されると共に被係合部に係合して前記ラッチ部材のウェビング引出し方向の回転を阻止可能な係止手段と、前記巻取軸に相対回転可能に支持されると共に所定以上のウェビング引出し方向の回転が作用した際には巻取軸に対して回転遅れを生じて前記係止手段を被係合部係合方向へ揺動させる慣性部材とを備えたシートベルト用リトラクターであって、前記係止手段を被係合部係合方向へ揺動させる慣性部材の当接部には、該慣性部材の巻取軸に対する回転遅れが所定量に達した後に前記係止手段を被係合部係合方向へ揺動させる為のカム面が設けられていることを特徴とするシートベルト用リトラクター。

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