特許
J-GLOBAL ID:200903073842063739

位置決め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100421
公開番号(公開出願番号):特開平8-310683
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 作業ステーションにおいて、物品に対して極めて精密に作業を行ない得るデジタル式の精密位置決め装置と、サブストレートその他の平らな物品の改良搬送装置とを得ることにより、作業ステーションで精密に位置決め見当合わせができるようにする。【解決手段】 デジタル式位置決め装置がベルト形式のキャリヤ10を有し、ベルト作業面下に互いに間隔を置いて平行に延びる第1と第2の導体列34、36が配置されている。これら導体間の電位差により静電界を発生させることによって、サブストレートSが吸着固定されるようにする。モニタ装置54、58によって、ベルトの縦・横方向の位置のずれを検出し、それに応じて作業ヘッド96の位置を予め修正し、サブストレートSが作業ステーション16に到着時に、正しく見当合わせされた位置で作業が行われるようにした。
請求項(抜粋):
位置決め装置において、支持体と、間隔を置いて配置された1対のローラとが備えられ、これらローラが、互いに平行に前記支持体に回転可能に取付けられ、それぞれ円筒面を有しており、また、ベルトループが備えられ、このベルトループが、前記ローラの周囲に巻掛けられ、かつローラの間に延びることにより、上下のベルト区間を形成し、更に、前記ベルトループが、外表面を有しており、また、前記ローラの少なくとも一方のローラを回転させる手段が備えられ、これにより上部ベルト区間が、選択された縦方向に走行するようにされており、更に、前記ローラの少なくとも一方のローラの円筒面に組込まれた静電式吸引グリッドが備えられ、このグリッドが第1と第2の電極列を有しており、更にまた前記第1と第2の電極列間に電位差を生じさせる電源が備えられ、これにより前記円筒面から放射される静電界が生ぜしめられ、これら静電界が、前記一方のローラ回転時に、円筒面に対して前記ベルトループの滑り損を防止する十分な強度を有することを特徴とする、位置決め装置。
IPC (2件):
B65H 5/00 ,  B65H 5/02
FI (4件):
B65H 5/00 C ,  B65H 5/02 M ,  B65H 5/02 E ,  B65H 5/02 T

前のページに戻る