特許
J-GLOBAL ID:200903073851135882

デジタル画像定量化のための自動化された方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-502203
公開番号(公開出願番号):特表平10-504225
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】ほぼ楕円形状の器官のデジタル画像、特に心エコー像の定量的解析方法。第1の好適な実施態様においては、本発明により画像データに一連の円弧状フィルタを適用して得られる最大値を用いることにより楕円形器官の中心点および境界検出のための探索範囲が自動的に決定される。第2の好適な実施態様においては、1対の楕円弧状フィルタを用いて左右心外膜の位置を推定し、整合楕円形フィルタを用いた前方心外膜の位置の推定を可能にする。推定された前方心外膜位置と後方心外膜位置とから左心室の中心点が求められる。ついで中心点に基づく多数の円形のセグメントの各々に沿って振幅分布を生成することにより器官境界の位置を推定する。近似的に求められた境界を、境界のモデルとして使用される楕円弧の対と比較して最も良く適合するものを求める。このモデル化された境界を画像と重ねて表示する。造影剤注入の前後に一連の拡張終期画像を得る自動ビデオ濃度測定法も開示されている。
請求項(抜粋):
a.後方の心外膜境界と前方の心外膜を有する左心室の画素行列を含むデジタル形式の少なくとも一つの診断画像フレームを生成する工程、 b.各画像フレームを円弧フィルタの組を用いてフィルタリングする処理を円弧フィルタの組についての最大値が得られるまで繰り返すことにより、左心室の第1の暫定的中心点と診断画像中に描かれた左心室の後方心外膜境界の位置を決定する工程、 c.各画像フレームを整合楕円弧フィルタの組を用いてフィルタリングする処理を整合フィルタの組についての最大値が得られるまで繰り返すことにより、左心室の第2の暫定的中心点と各診断画像中に描かれた左心室の前方心外膜の位置を決定する工程、 d.第1と第2の暫定的中心点を通る線分に沿う、前方心外膜境界および後方心外膜境界の間の中間点を診断画像中に描かれた左心室の最終的な中心点として決定する工程、及び e.最終中心点の位置を左心室の診断画像フレームに関連して表示する工程を含む左心室の診断画像を定量的に分析するための方法。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G06T 1/00
FI (2件):
A61B 8/00 ,  G06F 15/62 390 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平6-503483

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