特許
J-GLOBAL ID:200903073855822531

リングギヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167072
公開番号(公開出願番号):特開平7-019320
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【構成】 変速機M内に組み込まれるリングギヤ1を、スプライン部31・32を有する筒状部材3にギヤ部21・22を備えたギヤ部材2を挿入して形成した。そして、両者間に形成される隙間3をその軸線方向両端部33・34を封止し油溜とすると共に、該隙間3に各々連通する開口部23と給油口31a・32aとを設け、潤滑油をギヤ部材2の内側から開口部23及び隙間4を介して給油口31a・32aからクラッチCやブレーキBに供給するようにした。【効果】 スプライン部とギヤ部とを軸線方向にオフセットさせなくても開口部をギヤ部以外の部位に設けることができるので開口部を設ける際にギヤ部材の位相決めの必要がなく、更に、油溜となる隙間を設けているのでスプライン部に取り付けられるクラッチやブレーキに十分な潤滑油を安定して供給することができる。
請求項(抜粋):
内周面にプラネタリピニオンギヤと噛合するギヤ部を有すると共に外周面にスプライン部を備え、スプライン部に開口させた給油口に内周面側から潤滑油を供給するようにしたリングギヤにおいて、筒壁面にスプライン部と給油口とをプレス加工した筒状部材に、内周面にギヤ部を有するギヤ部材を、スプライン部の内周面との間に隙間を存して筒状部材に挿入し、かつ該隙間をその軸線方向両端部を封止して油溜にすると共に、ギヤ部材に該隙間を介して給油口に連通する開口部を設けたことを特徴とするリングギヤ。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/44
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-029945

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