特許
J-GLOBAL ID:200903073863663108

固体電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056481
公開番号(公開出願番号):特開平9-245817
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の燃料極の成膜に際して、単に通常のニッケル粉末にYSZ粒子を付加して溶射する従来法では、運転時の高温によりニッケル粉末同士の焼結が進行して通気孔や三相界面が漸減し、電池の発電性能が経時的に劣化する。【解決手段】 溶射用の原料粉(ニッケル粉末)として、表層部72はニッケル主体でその内部には酸化チタンが不規則な形状の核71として存在する、全体として不均質な構造の表面改質粉を使用する。不規則な形状の核によって表層部のニッケルが挙動を拘束されているためニッケル粒子相互の焼結が阻害され、その結果として燃料極の劣化に伴う発電性能の低下が少なくなる。
請求項(抜粋):
固体電解質の膜を挾んでその一方の面に空気極,他の一方の面には燃料極が積層され、空気極側に空気を、燃料極側に水素を含む燃料ガスを供給して発電するよう構成された固体電解質型燃料電池において、燃料極が、表層部にはニッケルが存在しその内部には酸化チタンが不規則形状の核として存在する全体として不均質な構造の表面改質粉主体の溶射成膜からなることを特徴とする、固体電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M 8/02 P ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/12

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