特許
J-GLOBAL ID:200903073864015142

蓄圧式燃料噴射システムの安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294068
公開番号(公開出願番号):特開平9-133060
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 蓄圧式燃料噴射システムにおいて、ピストンの摺動性を改善した安全装置を提供する。【解決手段】 円柱形状のピストン26は、高圧燃料を導入するピストン室261、端面262の直径方向に貫通して形成されたスリット265、および、ピストン26の軸上に形成されてピストン室261とスリット265とを連通するオリフィス263を有する。インジェクタが正常な間欠型の噴射を繰り返しているとき、ボディ6の摺動孔内をピストン26が往復移動を繰り返す。このとき、オリフィス263がピストン26の軸上に設けられているので、オリフィス263を流通する高圧燃料の粘性抵抗によりピストン26にかかる力のベクトルおよびピストン26の軸を含む平面におけるピストン室261内の圧力分布はピストン26の軸に対称となる。これにより、摺動孔に対するピストン26の傾きが防止されるのでピストン26の摺動性が改善される。
請求項(抜粋):
高圧燃料を蓄える蓄圧容器と間欠作動型のインジェクタとを接続する燃料配管に設けられる安全装置であって、高圧燃料を導入する導入口、前記インジェクタに高圧燃料を供給する導出口、および、前記導入口と前記導出口とを連通する摺動孔を有するシリンダボディと、前記摺動孔内を往復動するとともに、前記導入口側と前記導出口側とを連通する燃料絞り通路を有するピストンと、このピストンの出口側端面に当接する弁部材とを備え、前記ピストンは、一端面に連通する燃料絞り通路と、他端面と前記燃料絞り通路とに連通するとともに前記弁部材が前記他端面に当接した状態においても前記燃料絞り通路よりも広い流路面積を有する凹溝とを有することを特徴とする蓄圧式燃料噴射システムの安全装置。
IPC (2件):
F02M 47/00 ,  F02M 55/00
FI (2件):
F02M 47/00 P ,  F02M 55/00 D

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