特許

J-GLOBAL ID：200903073865549590

防振機能を有するレンズ光学系

発明者： 吉田 博樹
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 日比谷 征彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-207227
公開番号（公開出願番号）：特開平11-038319
出願日： 1997年07月15日
公開日（公表日）： 1999年02月12日
要約：

【要約】【目的】 補正光学系の内部で防振収差を改善できるようにし、結像光学系内においても使用することができる防振機能を有するレンズ光学系を提供する。【構成】 物体側から順に、負の屈折力を持つレンズB1 、正の屈折力を持つレンズB2 が隣り合った位置関係で配列され、補正光学系Bを構成している。また、レンズB1 、B2 の少なくとも一面は非球面とされている。B11、B12及びB21、B22は、物体側から順にレンズB1 及びレンズB2 の各面である。B1cは面B12の曲率中心、B2cは面B12の曲率中心、B1rはレンズB1 を回動するときの回転中心、B2rはレンズB2 を回動するときの回転中心であり、回転中心B1rは面B12から曲率中心B1cの間に存在し、回転中心B2rは面B21から曲率中心B2cの間に存在する。この内、レンズB1 又はB2 をカメラの振れ角に対応させて回転中心B1r又はB2rを中心に回転させることで、撮影画像の振れを補正する。

請求項（抜粋）：

負の屈折力を持つレンズと正の屈折力を持つレンズを隣り合った位置関係で有する光学系において、前記2つのレンズの少なくとも1つの面を非球面とし、前記負の屈折力を持つレンズと前記正の屈折力を持つレンズの内の一方のレンズを回動させ、他方のレンズと向かい合う側の面からその面の曲率中心までの間の光軸上の定点を中心として回動させることにより、前記光学系が傾動したときの撮影画像の振れを補正するようにしたことを特徴とする防振機能を有するレンズ光学系。

IPC (3件)：

G02B 15/16 ,  G02B 13/18 ,  G02B 27/64

FI (3件)：

G02B 15/16 ,  G02B 13/18 ,  G02B 27/64