特許
J-GLOBAL ID:200903073865986800

汚染を最小限にするための反応チューブおよび使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-512246
公開番号(公開出願番号):特表平9-504690
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】核酸増幅アッセイを行うための使い捨て反応チューブ。使い捨て反応容器は、自動ピペッターによって貫通し、増幅反応生成物の一部を吸引することができる貫通可能なキャップを有する。使い捨て反応容器は、核酸増幅アッセイを行うのに必要な試薬を含む。患者の試料を、使い捨て反応容器中の単位用量試薬に添加し、貫通可能なキャップを閉じる。反応混合物および試料を含む使い捨て反応容器は、典型的には熱サイクラーに置くことによって増幅を受ける。増幅後、使い捨て反応容器をそのまま自動分析機に移す。そこでは、反応容器のキャップを取り除くことなく、自動ピペッターが閉じた膜を貫通し、さらに処理するために増幅サンプルの一部を吸引する。こうすることにより、汚染の可能性のあるエーロゾルまたは飛沫の発生が避けられる。
請求項(抜粋):
核酸物質の増幅及び検出方法であって、下記工程:a.標的の核酸物質を含むことが疑われるサンプルを、その疑わしい標的核酸を増幅するために、標識した試薬とともに増幅容器に添加して反応混合物を形成する工程;b.該容器内の反応混合物を、ピペッタープローブによって貫通可能な膜を有するぴったり密閉したキャップを閉じることにより密閉する工程;c.該容器内の標的核酸物質を増幅する工程;d.反応混合物の一部を該容器から検出用に取り出す工程;およびe.標識した試薬を検出することによって増幅した標的核酸の存在を検出する工程を含み、取り出す工程が、該キャップ膜をピペッタープローブで突き刺し、該反応混合物の一部を該ピペッターに吸引して、該一部を該容器のキャップを取ることなく別個の検出室に分配することにより行われ、それによって、環境、未反応サンプルもしくは試薬を汚染する可能性のある増幅された物質の飛沫またはエーロゾルを回避する、核酸物質の増幅及び検出方法。
IPC (6件):
C12Q 1/68 ,  B01L 3/00 ,  B01L 11/00 ,  C12M 1/00 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/566
FI (6件):
C12Q 1/68 A ,  B01L 3/00 ,  B01L 11/00 ,  C12M 1/00 A ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/00 A

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