特許

J-GLOBAL ID：200903073870734592

同期電動機のステータ

発明者： 内田 裕之
出願人/特許権者： フアナツク株式会社
代理人 (1件)： 青木 朗 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-210951
公開番号（公開出願番号）：特開平5-056617
出願日： 1991年08月22日
公開日（公表日）： 1993年03月05日
要約：

【要約】【目的】 ステータのスロット数や巻線形態に関わらず、極めて容易な手段によりコギングトルクを低減させることのできる同期モータのステータを提供する。【構成】 このステータ20は、巻線22を設置する36個のスロット18を有し、放射状に配置された永久磁石12間の継鉄14により8個の磁極を構成するロータ16を囲繞する。各スロット18には上下2層の巻線22が収容される。ステータ20は、スロット18によって形成される36個の突歯24のそれぞれの歯先面26において、歯先中心から同一方向へスロットピッチ角度の1/4だけずれた位置に、半径方向へ刻設された切り欠き28を有する。切り欠き28は、ロータ16から発生する磁束に対しスロット開口部30と同様に作用して、ロータ16とステータ20との間の空隙における磁束分布の正弦波形に乱れを生じさせ、コギングトルクのエネルギーを分散させる。

請求項（抜粋）：

ロータの磁極に空隙部を有して対向する略同一形状の複数の突歯と、これらの突歯間に略同一幅に形成される巻線設置用の複数のスロットとを備えた同期電動機のステータにおいて、前記複数の突歯の各歯先面上の同一位置に、それぞれ電動機の回転中心に関して半径方向へ延びる所定幅の切り欠きを設け、前記空隙部における磁束分布の乱れを分散補整する構成としたことを特徴とする同期電動機のステータ。

IPC (2件)：

H02K 21/14 ,  H02K 1/16

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭61-004448
  
• 特開昭61-004448
  
• 特開昭61-094547