特許
J-GLOBAL ID:200903073876919551

光送受信モジュ-ル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川瀬 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211166
公開番号(公開出願番号):特開平9-043458
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【目的】 基地局に光ファイバによってつながれたONU用光モジュールは、電話、ファクシミリなどのデジタル光信号を送受信し、TVのアナログ光信号を受信する。受信系において従来は1.3μm光と1.55μm光を分離するために波長分波器を必須としていた。波長分波器の波長分離がなお不完全であるから不要光をカットするための誘電体多層膜等も必要であった。波長分波器、多層膜を省き、ONU用光モジュールの構造を単純化し低コスト化する事が目的である。【構成】1.3μm光を完全に吸収し1.3μm光を感受し、1.55μm光を透過させるようにした第1PDと、1.55μm光を感じる第2PDを前後に直列に並べる。基地局からの光信号を1.3μm光と1.55μm光に分離せず直列PDに入射させる。第1PDによって1.3μm光を、第2PDによって1.55μm光を検出する。
請求項(抜粋):
2つの波長帯λ1、λ2(λ1<λ2)の光による双方向通信を行うために用いる光送受信モジュールにおいて、受信する第1の波長帯λ1に感度を有しそれより長い第2の波長帯λ2の光を透過させる第1のフォトダイオードと、その透過する波長帯λ2を受光する第2のフォトダイオードと、第1の波長帯λ1で発光する半導体レ-ザと、送信光と受信光を一つの光路にまとめる光カップラとよりなり、前記第1のフォトダイオードを構成する半導体層の基礎吸収端のバンドギャップエネルギーEg1が前記第2のフォトダイオードの基礎吸収端のバンドギャップエネルギーEg2よりも大きく、かつ受信すべき光の進行方向に沿って順に、光カップラ、前記第1のフォトダイオード、さらにその後方に前記第2のフォトダイオードが配置されており、さらに半導体レ-ザの発光光が光カップラを通じて送信されるように配置された事を特徴とする光送受信モジュール。
IPC (5件):
G02B 6/42 ,  H01L 31/02 ,  H01L 31/10 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/02
FI (4件):
G02B 6/42 ,  H01L 31/02 A ,  H01L 31/10 D ,  H04B 9/00 E
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 特開平3-103804
  • 光分波結合器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-253179   出願人:ローム株式会社
  • 導波路型光合分波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-113394   出願人:日本電信電話株式会社
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