特許
J-GLOBAL ID:200903073876958611

S含有量の極めて少ない高清浄度極低炭素鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001156
公開番号(公開出願番号):特開平6-207212
出願日: 1993年01月07日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 成形性に優れた自動車用鋼板または電磁特性に優れた無方向性珪素鋼板を経済的に大量溶製するプロセスの実現に必要とされる、清浄度の高い、特にS含有量の極めて少ない極低炭素鋼の製造方法を提案する。【構成】 転炉精錬にて、C:0.020 〜0.050 wt%およびS:0.0050wt%以下とした溶鋼を、取鍋に出鋼中および/または出鋼後に金属Alを含むスラグ改質剤を添加し、スラグ成分を(T.Fe)+(MnO )≦7wt%に調整し、次いでRH真空脱炭処理を行った後、金属Alによる脱酸処理およびCaO を主成分とするフラックスをCaO 換算で4kg/t以上、RH真空槽内の溶鋼に添加する脱硫処理を施し、溶鋼成分をC:0.0030wt%以下およびS:0.0020wt%以下に調整する。
請求項(抜粋):
P:0.030 wt%以下およびS:0.003 wt%以下に脱燐および脱硫処理した溶銑を、転炉精錬にて、C:0.020 〜0.050 wt%およびS:0.0050wt%以下の溶鋼とし、この溶鋼の取鍋への出鋼中および/または出鋼後に、金属Alを含むスラグ改質剤を添加してスラグ成分が(T.Fe)+(MnO )≦7wt%を満足するように調整し、次いでRH真空脱炭処理を行った後、金属Alによる脱酸処理およびCaO を主成分とするフラックスをCaO 換算で4kg/t以上、RH真空槽内の溶鋼に添加する脱硫処理を施し、溶鋼成分をC:0.0030wt%以下およびS:0.0020wt%以下に調整することを特徴とするS含有量の極めて少ない高清浄度極低炭素鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/064 ,  C21C 7/068
引用特許:
審査官引用 (20件)
  • 特開平4-318119
  • 特開平3-088117
  • 特開平4-088117
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