特許
J-GLOBAL ID:200903073877682903

パケットコマンド処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240872
公開番号(公開出願番号):特開平11-088302
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 コマンド処理装置が受信した処理要求信号は、受信した時間順(First-In First-Out)に処理され、処理終了後直ちに各衛星搭載機器への出力データが送信されるため、等時性コマンド信号とHKコマンドやHKテレメトリ等の内部処理要求のタイミングが競合した場合には、等時性コマンドのスループットすなわち信号処理を開始してからユーザ機器への出力データの配信を行うまでの時間が一定にならないという課題があった。【解決手段】 等時性コマンド信号を、システムクロックによりカウントを行う計数回路のステップ処理開始信号の間隔内で十分終了するような複数のステップに分割し、各ステップ処理と内部処理要求のタイミングが競合した場合において、競合した内部処理要求を計数回路のステップ処理開始信号により実施される等時性コマンドの各ステップ処理の間隙に行う。
請求項(抜粋):
人工衛星に地上から送信されるパケットコマンド信号を蓄積し、BCH(Bose,Chaudhuri,Hocquenghem)符号を復号しながらTailシーケンスの検出を行い、等時性コマンドのTailシーケンスを通知するコマンド前処理回路と、前記コマンド前処理回路から出力される等時性コマンド信号の処理要求信号と内部処理要求信号を受信して等時性コマンド信号の処理要求信号を優先して出力しタイミングが競合した内部処理要求信号を棄却する優先度制御回路と、前記コマンド前処理回路からの等時性を必要としないコマンド信号の処理要求と前記優先度制御回路からの等時性コマンド信号の処理要求信号あるいは内部処理要求信号により、フレームヘッダ情報のチェックおよびテレメトリデータの作成等の処理を施し各衛星搭載機器に出力データを配信する信号処理回路と、前記コマンド前処理回路から受信した等時性コマンドのTailシーケンス検出信号をトリガとしてシステムクロックにより前記等時性コマンド信号の処理が完了できる程度の一定時間をカウントしてから前記信号処理回路に等時性コマンドデータの送信開始信号を発生する計数回路とを備えたことを特徴とするパケットコマンド処理装置。
IPC (3件):
H04L 1/00 ,  H04B 7/185 ,  H04L 29/08
FI (3件):
H04L 1/00 B ,  H04B 7/185 ,  H04L 13/00 307 Z

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