特許
J-GLOBAL ID:200903073878314959
ゼータ電位を用いた免疫学的測定方法及び免疫学的測定用キット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050257
公開番号(公開出願番号):特開平6-265551
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【構成】 免疫学的活性物質を感作させた粒子担体と、該活性物質と特異的に反応する物質とを、電解質水溶液中で接触させ、接触の前後における該粒子担体の表面のゼータ電位を測定し、該ゼータ電位の変化を該活性物質と特異的に反応する物質の濃度と関連づけることにより、該活性物質と特異的に反応する物質を定量することを特徴とする免疫学的測定方法およびそれに用いるキット。【効果】 免疫学的活性物質を感作させた粒子担体のゼータ電位の変化を利用した測定方法であり、免疫学的反応が有する迅速性、鋭敏性の利点を有している。しかも従来の免疫学的測定法とは異なって凝集反応を利用しないので、非特異的凝集反応という欠点を持たず且つ凝集条件の設定という困難性を持たない。さらに本発明の方法によれば、測定時の粒子の濃度が凝集法を用いる方法に比べ低濃度ですむことにより、反応時の非特異的反応を抑えることができ、また比較的低濃度で保存できるので、保存時における非特異的凝集反応も抑えることができる。
請求項(抜粋):
免疫学的活性物質を感作させた粒子担体と、該活性物質と特異的に反応する物質とを、電解質水溶液中で接触させ、接触の前後における該粒子担体の表面のゼータ電位を測定し、該ゼータ電位の変化を該活性物質と特異的に反応する物質の濃度と関連づけることにより、該活性物質と特異的に反応する物質を定量することを特徴とする免疫学的測定方法。
IPC (3件):
G01N 33/543
, G01N 27/327
, G01N 33/536
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