特許
J-GLOBAL ID:200903073880890436

環状パイル経編地の編成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001003623
公開番号(公開出願番号):WO2001-081668
出願日: 2001年04月26日
公開日(公表日): 2001年11月01日
要約:
【要約】本発明は、長い環状パイルを編成する場合において、掛け渡されたパイル糸がパイル形成用のニードルより脱却してパイルを形成する際に、脱却したパイル糸が次の編成動作を行うガイドに接触して編成動作が邪魔されるおそれのない編成方法を提供する。その手段として、パイルの形成を、パイル形成用ニードル列(2)における並列順の奇数番目のニードル(20a)と偶数番目のニードル(20b)への交互の掛け渡しにて行い、パイル形成糸(21)のパイル形成用ニードル(20)からの脱却の際に、脱却した環状パイル(P1)が現編成工程で編成中のパイル形成糸により押さえられるようにし、これにより、安定した環状パイルの編成動作を得る。
請求項(抜粋):
基布形成用ニードル列とパイル形成用ニードル列の2列のニードル列を有する経編機を用い、少なくとも基布形成糸とパイル形成糸で環状パイル経編地を編成するに際し、パイルの形成を、パイル形成用ニードルにおける奇数ニードルと偶数ニードルへの交互の掛け渡しにて行い、前記奇数と偶数の一方のパイル形成用ニードルへのパイル形成糸の掛け渡しの際に、同時に、他方のパイル形成用ニードルに前編成工程で掛け渡されたパイル形成糸をパイル脱却位置へクリアリングし、その後、前記一方のパイル形成用ニードルでのパイル形成糸の係留の際に、前記のクリアリングされたパイル形成糸の脱却を行うように編成してなり、現編成工程でのパイル形成用ニードルへのパイル形成糸の掛け渡し部分による環状パイルの下層で、前編成工程でのパイル形成糸の掛け渡し部分による環状パイルをパイル形成用ニードルより脱却させるように編成を行うことを特徴とする環状パイル経編地の編成方法。
IPC (2件):
D04B 23/08 ,  D04B 21/02
FI (2件):
D04B 23/08 ,  D04B 21/02

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