特許
J-GLOBAL ID:200903073886796369

非線形光学装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107553
公開番号(公開出願番号):特開平5-303121
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 時系列光信号を処理でき、しかも外部光源出力を有効利用できる非線形光学装置を提供する。【構成】 光共振器24に励起光源28からの光を入射して該光共振器24中の光非線形効果及びレーザ利得を有する非線形光学媒質24cで光を発生させ、これを反射鏡24a,24b及び可飽和吸収体24dによりモードロックした状態で周回させて増幅し制御光パルス30を生成し、該制御光パルス30と光共振器24の非線形光学媒質24cに入射された信号光パルス29との間で発生する和周波数成分を波長フィルタ27で抽出する。
請求項(抜粋):
和周波数成分発生、差周波数成分発生、パラメトリック波長変換等の2次の非線形効果を有する非線形光学媒質を用い、制御光により信号光を制御する非線形光学装置において、光励起により発光する性質を持つ元素を含む非線形光学媒質と、該非線形光学媒質の両側にそれぞれ配置された2枚の反射鏡とを有する光共振器と、持続光を放射する励起光源と、該励起光源からの放射光を光共振器内の非線形光学媒質に入射するとともに、信号光を光共振器の光軸に沿って非線形光学媒質に入射する光学系と、励起光源からの放射光により非線形光学媒質で発生し、光共振器内で増幅される発振光にモードロッキング処理を行い、制御光パルスを生成するモードロッキング手段と、2次の光非線形効果により非線形光学媒質中で発生する、信号光と制御光パルスとの和周波数成分又は差周波数成分を光共振器より選択的に抽出するフィルタリング手段とを備えたことを特徴とする非線形光学装置。
IPC (3件):
G02F 1/35 ,  H01S 3/10 ,  H01S 3/108
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-065176
  • 特開平2-032323
  • 特表昭63-502314
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