特許
J-GLOBAL ID:200903073891424437
非同期情報通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349132
公開番号(公開出願番号):特開平10-190681
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 網全体で周期的な伝送フレームの同期が行われていない非同期情報通信システムにおいて、音声などのデータ通信品質の劣化を防止する。【解決手段】この情報通信システムの受信局3は、ATM通信網1から受信したパケットの特定フィールド150に記録されている送信クロックの差分データを抽出してレジスタ210に記憶し、データ受信時にATM通信網1から供給されたリファレンスクロック120をカウンタ220でカウントした値と、レジスタ210に記憶している差分データとを基に、受信側において前回と今回とのデータ受信時の遅延ばらつきであるジッタ量を検出しジッタ量の大きな異常データを廃棄する。
請求項(抜粋):
データ送信を行う送信局とこの送信局からのデータを受信する受信局とが通信網上に接続され、前記送信局および受信局に対して前記通信網から同一のクロックあるいは同期クロックが供給される非同期情報通信システムにおいて、前記送信局が、前記通信網上にデータを送信する送信手段と、前記通信網から供給されるクロックを所定周期で常に計数する送信側クロックカウンタと、前記送信手段が前記通信網上にデータを送信したときの前記送信側クロックカウンタの計数値を記憶する送信計数値記憶手段と、前記送信手段により新たなデータが送信されるときの前記送信側クロックカウンタの計数値と、前記送信計数値記憶手段に記憶されている前回データ送信時の計数値との差分を計算する差分計算手段と、前記差分計算手段により計算された送信クロックの差分情報を前記新たな送信データに付加する差分情報付加手段とを具備し、前記受信局が、前記通信網からデータを受信する受信手段と、前記通信網から供給されるクロックを所定周期で常に計数する受信側クロックカウンタと、前記受信手段が前記通信網からデータを受信したときの前記受信側クロックカウンタの計数値を記憶する受信計数値記憶手段と、前記受信手段により前記通信網から受信されたデータに含まれる前記送信クロックの差分情報と、前記受信計数値記憶手段に記憶されている前回データ受信時の受信クロックの計数値とを加算する加算手段と、前記加算手段により加算された加算値と、今回データが受信されたときの前記受信側クロックカウンタの計数値との差を求めジッタを検出するジッタ検出手段とを具備したことを特徴とする非同期情報通信システム。
IPC (3件):
H04L 12/28
, H04L 7/00
, H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 D
, H04L 7/00 Z
, H04Q 3/00
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