特許
J-GLOBAL ID:200903073899352087

防音材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-316754
公開番号(公開出願番号):特開平7-279273
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 騒音を防御する素材として気体、液体、粘性体、粉体、か粒体などの物質は非常に有効である。これらの防音物質を用いて防音材を構成し、騒音を遮断又は低減する。【構成】 軟質フイルム材などによる円筒状1の容器を並列平面状にし、容器内には防音物質をそれぞれ封入する。
請求項(抜粋):
騒音を防御する素材として気体(ヘリウム、炭酸ガス、窒素、アルゴン、メタン、空気など)、液体(水、水溶液やその他の液体など)、粘性体(含水した高吸水性樹脂、含水した高吸水性樹脂と粉体の混合体、ポリビニ-ルアルコ-ル「PVA」、PVAと粉体の混合粘性体、PVAとほう砂の化合粘性体及びこれに粉体の混合粘性体など及びその他の粘性体や粘性体に特殊繊維を架橋させた物質など)、粉体(火山灰、汚泥やゴミなどの焼却灰、石灰、パミス、パ-ライト、鹿沼土、赤玉土などのセラミッス粉体、廃棄物などの粉体、有機質・無機質のビ-ズ、バル-ンやその他の粉体など)、か粒体(有機質や無機質のか粒体、有機質・無機質のビ-ズやバル-ン及びその他のか粒体など)及びそれらの複合体や化合体などの物質は防音効果が非常に優れているので、これらの物質は防音物質(以下防音物質という)として有効に利用できる。気体、液体、粘性体などには柔軟質材として塩化ビニ-ル、ポリエチレン、ナイロンなどやこれらのラミネ-ト材(金属フイルムや布とのラミネ-ト材)などのシ-ト又はフイルムにより円筒状、三角すい状、球状などの異形状で多数の容器を平面状につなぎ合わせるか、又は袋に独立した小容器を詰め込んで柔軟性防音カ-テンや防音シ-トなどの防音材を形成し、またビニ-ル、ナイロンなどの柔軟性のチュ-ブを布状に編み込み防音カ-テンや防音シ-トを形成し、これらの容器内やチュ-ブ内には気体、液体、粘性体などの防音物質を封入して吸音と遮音による防音効果が発揮できる防音材に関する。 粉体やか粒体などの遊離粒子体は繊維袋又はメッシュ袋に詰め込み防音壁を形成する。また並列丸パイプ、並列角パイプ、並列多角パイプなどの内部に「請求項1」に記載した防音物質を封入した防音壁(建物用、交通機関用、屋内外作業場用など)、防音戸や防音ブラインド、防音シャッタ-などの防音構成材を形成することにより優れた防音効果が発揮できる防音材に関する。また「請求項1」に記載した防音物質を単独又は複合でマクロ・マイクロカプセルなどの中に入れる。又はヘリウム、炭酸ガスなどの気体、水、水溶液などの液体や粘性体などを封入したマクロ球やマイクロ球を製作し、これを塗膜剤や防音目的材中に混合、又は入れて防音効果が発揮できる防音材に関する。さらに、複層にしたガラス板やプラスチック板などの固体板間の部屋内に「請求項1」に記載した気体、液体や粘性体などの防音物質を封入し防音効果が発揮できる防音材に関する。

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