特許
J-GLOBAL ID:200903073900017882

A/D変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-121347
公開番号(公開出願番号):特開2004-328436
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】時間インタリーブ方式のA/D変換装置において、時間領域および周波数領域の誤差を低減する。【解決手段】複数のA/D変換器12の一つを基準とし、入力端子10aから各A/D変換器の出力端子までのそれぞれの周波数特性と基準のA/D変換器の周波数特性との差の特性を満たすインパルス応答を有するフィルタの係数を予め記憶しているAD特性テーブル25と、複数のA/D変換器12によって変換出力されるサンプル値およびAD特性テーブル25に記憶されている係数に基づいて、A/D変換器がサンプル値を更新するタイミングに他のA/D変換器が変換処理をおこなったと仮定して得られるサンプル値を推定する推定手段22とを設けている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
信号を入力するための入力端子(10a)と、 複数のA/D変換器(12)と、 前記入力端子からの入力信号を前記A/D変換器にそれぞれ入力する信号分配器(11)と、 前記各A/D変換器に対し、サンプリングのための所定周期のクロックを、前記A/D変換器数で前記所定周期を割って得られる時間にほぼ等しい時間差で所定順に且つ循環的に与えるとともに、前記クロックを受けてA/D変換処理を行うA/D変換器を指定する指定信号を出力するサンプリング制御部(21)とを有するA/D変換装置において、 前記複数のA/D変換器の1つを基準とし、前記入力端子から前記各A/D変換器の出力端子までのそれぞれの周波数特性と前記基準のA/D変換器の周波数特性との差の特性を満たすインパルス応答を有するフィルタの係数を予め記憶しているAD特性テーブル(25)と、 前記指定信号、前記複数のA/D変換器によって変換出力されるサンプル値および前記AD特性テーブルに記憶されている係数に基づいて、前記クロックを受けたA/D変換器がサンプル値を更新するタイミングに他のA/D変換器が変換処理をおこなったと仮定して得られるサンプル値を推定する推定手段(22)とを設けたことを特徴とするA/D変換装置。
IPC (2件):
H03M1/10 ,  H03M1/12
FI (2件):
H03M1/10 A ,  H03M1/12 C
Fターム (4件):
5J022AA01 ,  5J022BA10 ,  5J022CA10 ,  5J022CE01

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