特許
J-GLOBAL ID:200903073903042179

ダイバーシチ受信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 油井 透 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119941
公開番号(公開出願番号):特開平9-307492
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ダイバーシチ受信回路において、回路規模を大きくせず、複雑な制御をすることなく最適な受信状態を得る。【解決手段】 指向性アンテナ1〜n(図例ではn=4)を切替選択する選択部12に比較部18及び位相制御回路13、振幅制御回路14を接続する。まず、制御部17により選択部12を切替制御して、アンテナ毎に受信信号を受信させ、その受信レベルを比較部18で比較する。比較結果に基づき制御部17は選択部12を選択制御して、n個のアンテナ1〜nの中から最大の受信レベルのアンテナと次に大きな受信レベルのアンテナとを選択する。選択された2つのアンテナの受信信号の位相及び振幅は、最適な受信状態が得られるように、制御部17からの制御信号によって制御される位相制御回路13及び振幅制御回路14によって制御される。制御部17からの制御信号は、合成部15で合成された2つのアンテナの受信信号を受信した受信部16の信号に基づいて作成される。
請求項(抜粋):
円の中心と円周状の任意の点とを結ぶ直線上に設置され、かつ円周方向に等間隔に設置されたn個(n≧3)の指向性アンテナと、n個のアンテナに接続され、制御部からの制御信号によってn個のアンテナを順次切替えて第1の出力端子から受信信号を出力すると共に、最大の受信レベルのアンテナと次に大きな受信レベルのアンテナとを選択して第2及び第3の出力端子からこれらの受信信号を出力する選択部と、選択部の第1の出力端子に接続されn個のアンテナの受信レベルを順次比較して、その比較結果を制御部に出力する比較部と、選択部の第2及び第3の出力端子にそれぞれ接続され、選択部で選択された2個のアンテナで受信された受信信号の位相及び振幅を制御部からの制御信号によって制御する2つの位相・振幅制御回路と、2つの位相・振幅制御回路にそれぞれ接続され位相・振幅制御された2つの受信信号を合成する合成部と、合成部に接続され合成した2つの受信信号を受信して制御部に信号を出力する受信部と、上記比較部及び受信部に接続され、n個のアンテナを順次切替えて各アンテナ毎に受信信号を比較部で受信させる制御信号を選択部に出力し、比較部からの比較結果に基づいてn個のアンテナの中から最大の受信レベルのアンテナと次に大きな受信レベルのアンテナとを選択する制御信号を選択部に出力し、受信部からの信号に基づいて上記選択された2本のアンテナの合成受信レベルが最大となるような制御信号を2つの位相・振幅制御回路に出力する制御部とを備えたダイバーシチ受信回路。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H04B 7/10
FI (2件):
H04B 7/08 D ,  H04B 7/10 A

前のページに戻る